柿狗くんの膀胱に寒天とかゼラチンとか流し込んで膀胱ゼリーっていうの考えてみたんだけど、寒天やゼラチンって高い温度じゃないと溶けないらしい。こんなの流し込んだら火傷しちゃうなあ……。
と、ネットの検索画面を閉じて柿狗くんに目を移す。
今日は椅子にM字開脚で両手両足を縛り付けて、下半身は丸出しのスタイル。お口だけは自由にしてあるよ。
「こんばんはー、今日は柿狗くんの罰ゲームですよ。罰ゲームは久しぶりかな?おしっこは尿カテで排尿済みでーす」
棒読みがコメントを読み上げると、おしっこ見たい、尿カテ見たいという意見が多い。
たしかに最近は準備で終わらせてしまって、生放送中に尿カテしてなかったかな。
でも今日は、カテーテル使うからね。
「今日はお薬を使います。依存性のないもので、知り合いが特製で作ってくれたお薬です」
ボウルの中に入った、どろっとした白い液体をカメラに映す。
柿狗くんも視聴者も、それが何なのか見極めようと必死だった。
「これを今から柿狗くんの尿道に流し込んであげます。効果はすぐに現れると思うよ」
粘り気の強いぬるぬるとした液体だから、ちょっとしたローション代わりにもなるんだよね。
僕はビニール手袋をはめて、新品のカテーテルにしっかり塗り込む。
前まで使っていたまとめ買いのカテーテルが終わってしまったので、新しく買い足した。以前の物より太いものになっている。
順調におちん○んの穴拡がっていってるね、柿狗くん。どのくらいまで拡がるんだろう?
いつか栓をしとかないとおしっこ垂れ流しになっちゃうまで拡がるのかな。
「じゃあ入れるよー」
僕は片手だけ手袋を外し、その手で柿狗くんのおちん○んを支える。
不安げに自分のおちん○んを見つめる柿狗くんに、萌えざるを得ない。
ぬぷ、ぶにゅう。
液体を塗りつけたカテーテルがおちん○んの中に飲み込まれていく。今回は膀胱まで届かせる必要がないから、適当なところで止めておく。
メインはこっち、針のない注射器に液体を吸い上げ、カテーテルの端にあてがい、ゆっくりと注ぎ込む。
カテーテルの中を白い液体が進んでいく。お薬の効果が出たらきっと我慢できなくなるから、手早く進めていくよ。
カテーテルを抜きつつお薬を注ぎ込む。用意した液体は多かったのかだいぶ余ってしまったけれど、柿狗くんの尿道は十分満たされたかな。
入り口から見えるくらい、白い液体でみっちりになってるね。
「多分、奥の方から効果が出てくると思うよ」
要領を得ない柿狗くんと視聴者を置いてきぼりに、僕はその時が来るのを待つ。
効果さえ現れれば、あとは柿狗くんがどうなってしまうのか、見守るだけでしかない。
「ん……んん……」
もじもじと身体を捻らせる柿狗くん。効果出てきたみたいだね。
「あ……っぐ、あ、あああ、あ、あっあっ」
手が使えないから触ることのできないおちん○んを、腰を振ってなんとか動かそうとしている。
ぷるんぷるんと震えたおちん○んが、なんとも滑稽だ。
「あああーひぃいっかゆいっかゆいっいいっ」
きっとおしっこが膀胱に残ってたらお漏らしして、おしっこで尿道を洗い流せたのに、それさえも出来ないからね。
腰を振って震わせて、なんとかお薬をほんのちょっと出せたみたいだけど、焼け石に水状態。
かゆいってなに?山芋?というコメント。
視聴者さん勘がいいね。っていうか、定番か。
「はーい、柿狗くんのおちん○んにたっぷりそそいであげたのは、山芋のかゆみ成分をふんだんに使ったお薬です。他にも色々入ってるけど、自然由来なので身体にもいいんですよー」
なんて説明したところで、柿狗くんの耳には届いていない。
顔を真っ赤にさせながら、堪えようのない痒みに涙を零し、がたがたと椅子が鳴る程揺すっている。
「うっあっあっあっひっかゆ……ぃっんっんんんっ」
痒いのに掻けなくてだいぶイライラしているね。
物事が上手くいかなくて、地団駄を踏む子供みたい。生理的な涙も止まらないみたいだしさ。
「柿狗くん、おちん○ん痒いよねえ。どうして欲しい?」
僕は手袋をはめ直し、柿狗くんの正面にしゃがんで、柿狗くんに聞いた。
足に触ってみると、体温が上がっているみたい。
「かゆいっかいてっちん○んかいてっ」
頭を振って、堪えようのない痒みを紛らわそうとしている。
あんまり頭振りすぎると気持ち悪くなっちゃわないかな。
「おちん○ん掻くの?これでいい?」
わかっていながらわざと違うことをしてあげる。
痒みで勃起しきったおちん○んの裏スジを、爪を立てないで掻いてあげる。
かなり熱が出てるなあ。
「ちっがう、中かいてっちん○んの中っかいてっかいてっかゆいぃっ」
「うんうん、おちん○んの中だね。でも僕の指は入らないもんね。じゃあ、これ入れてあげようか」
「ひっ……」
柿狗くんが息を飲む。
僕が用意したものが視聴者に見えるように、高めに掲げた。
以前まで使っていた尿道バイブとは違い、振動することはない。下から上へと順に大きくなっていく金属の銀色ボールが連なっていて、自重があるので一つ入れてしまえば勝手に入っていく。
アナルビーズと呼ばれる性具よりも小振りで、ボール同士の間隔は0になっている。
これまた知り合いの特製品で、僕の望み通りの品だ。
動かさないでも自動で中に入っていくことからアイアンニートなんて名付けてくれたけど、ちょっとセンスを疑うかな。
血液が集まり過ぎて体温上がってるみたいだし、冷たくて気持ちいいだろうな。
柿狗くんは初めて見たそれに怯えながらも、おちん○んの中を十分に掻いてくれそうな期待に目を輝かせた。もう柿狗くんの頭の中には、痒みのことしかないようだ。
「じゃあ入れるよ」
支える必要がない程そそり立つ柿狗くんのおちん○んに左手を添え、透明な粘液が滲み出る尿道口にボールをあてがう。
一つ入れてしまえば、後は手を添えておくだけで、重みに任せて勝手に入っていく。
つぷん、つぷん、徐々に大きくなっていくボールが一つずつ飲み込まれていった。
「あ、ああ、っう、ひっ、いっ、い、」
俯いて開きっぱなしの口から涎を零し、喘ぎ声を漏らしている。ボールが進むたびに身体を小さく跳ねさせた。
上から二つ目のボールまで入り、柿狗くんのおちん○んの穴ははち切れそうな程拡がっている。
特製山芋ローションのおかげで、痛みも麻痺してるみたい。
「はい、じゃあ柿狗くんこれ銜えて」
僕は、持ち手についた紐の先にもボールがついていて、それを柿狗くんの口に持って行く。
少し短いので前屈みになるものの、柿狗くんは素直に口に含んだ。柿狗くんのお口からピンと伸びた紐が尿道からはみ出る金属の棒に繋がっている。
なんとも言えない卑猥で妖艶な姿に、芸術性すら感じさせる。
「柿狗くん、それで好きなだけおちん○ん掻いていいよ?頭を上げればその尿道パールがおちん○んの中を刺激してくれるし、頭を戻せば勝手にまた奥まで入っていくから」
ね、簡単でしょ?と煽るような棒読みのコメント。柿狗くんの目が僕を見つめている。
考えているんだ、そんなこと出来るのか、って。
でもやるしかないんだよね。
だって、冷たさで痒みが少し落ち着いているかもしれないけど、少し経てばまたぶり返してくるもの。僕はそれを最後まで見守ってあげるから、安心してぐちゃぐちゃになってよね。
柿狗くんは眉間に皺を寄せて、頭を少しずつ上げていった。
ゆっくりゆっくり上げていくから、尿道からボールが出て行くのもつぷん、つぷん、とゆっくりだ。
そんなんで気持ちいいのかな?でも柿狗くん的にはそれがいっぱいいっぱいらしい。
「あ、柿狗くんストーップ。それ以上抜いたら全部出ちゃう。一個戻して?うん、それで口放して」
素直で従順な柿狗くん、可愛いなあ。俯いて見えたつむじをぐりぐりしてあげたいなあ。
なんて僕が思っているとき、柿狗くんが放った尿道パールはゆっくりと沈みはじめた。
ぬぷん、にゅぷ、にゅぷ、カウパー出てるね、柿狗くんのおちん○ん全体的にぬるぬる。
「あ、ああ、っひ、あ、あ」
いい声出すなあ。お腹から力抜けるみたいな声出てる。
痒いの掻けて気持ちいいみたい。
「その調子だよ、柿狗くん。精子でおちん○んの中洗い流しちゃおう?頑張ってイくまでやるんだよ」
快感で潤んだ目が助けて欲しそうに僕を見つめている。
助けますか?
「ひっ……あ……やって……できない……イかせて……」
柿狗くんの甘える攻撃。
うう、僕に効果は抜群だ!
柿狗くんのおねだりに僕弱いからなあ、胸がきゅんきゅんして、柿狗くんのお願い聞きたくなっちゃう。
「どうして欲しいの?具体的に教えてよ。柿狗くんのおちん○ん、僕にどうして欲しい?」
言葉を与えて、柿狗くんに促す。
口に銜えていた紐がぽろんと落ちて、ぶらぶら揺れている事にさえ感じてしまうみたい。
「ん……ちん○ん擦って、これ、刺さってるやつで、ずぽずぽして」
はあっ……思わず息が漏れる。
こんな可愛いおねだり、永久保存版だよ、毎朝この声をアラームに起こしてもらいたいよ。そしたら間違いなく飛び起きて色々元気になれるよね。
「おねだり上手だね」
僕は柿狗くんの、よだれにまみれた唇に指を添える。
期待に口角を上げたので、僕も笑みを湛えて答えてあげる。
「でもダメ。僕は見てるだけだから。柿狗くん、一人で頑張って?今日は柿狗くんが泣こうと喚こうと、見てるだけって決めたから。ごめんね」
きゅっと口を噤み、歯を食いしばり、目を見開く柿狗くん。
絶望したかな?
でも見守っててあげるんだよ、優しいと思わない?
「ほら、もう生放送終わっちゃうよ?生放送終わったらこれ、抜いちゃうからね」
尿道パールの持ち手を指でそっと撫でて教えてあげる。
「生放送終わったら、ベッドの上に寝かせてあげる。おちん○ん掻けないように手足縛ってあげるから、痒みが自然に治まるまでずーっと我慢しなくちゃね。そんなの嫌でしょう?だから早く、頭動かしておちん○んの中擦りなよ」
諦めがついたみたい。
柿狗くんの口に、紐の端を持っていくと口に銜えた。恨みがましく僕を見つめ、頭を上げる。
ずぷつぷつぷつぷ、さっきまでよりも早く抜けていく様子に、柿狗くんの切羽詰まった感が窺い知れる。
頭を下ろすと、つぷんつぷんとゆっくり落ちていくのをもどかしそうに見つめ、奥まで入るとすぐに頭を動かした。
手を使わないで尿道オナニー、上手に出来てるじゃない。
「んんんっ……ふっ……うっ……ううう……ふ……ひんっっ……ひっ」
抜くのは早いのに、入っていくのがゆっくりだから、その緩急にメロメロみたいだね。
尿道を抜けてく感じがイくのに似ててすごく気持ちいいのに、実際はイけないし、入っていく感覚を一つひとついやでも味わわなくちゃならない。
泣きながら苦しい尿道オナニーしている憐れな生き物に、愛おしさ倍増だよ。
「ごめんね、柿狗くん。もう時間だから」
「んああああっ……ひっ……いっ……いっ……」
柿狗くんの銜えていた紐を横から乱暴に引き抜くと、頭を仰け反らせて喘いだ。
それでもイけなかったのか、おちん○んをびくびく震わせて痙攣している。
「さっき言った通り、柿狗くんはこのままベッドに寝かせてあげます。それでは」
中途半端に刺激したから、痒みも快感も身体を蝕むように残っているみたい。
ガムテープで縛っていた腕を外したら、多分血が出るまで掻きむしってしまうだろうな。先に足を縛ってしまおう。
M字開脚の足はそのまま、椅子に縛り付けたところだけ外し、足首を束ねて縛る。踵で器用におちん○んを擦ろうとする。
さっさと腕を縛らないとね。椅子の後ろに回り、腕を片方ずつ椅子から外す。
背中側で無理やり束ねて、服の上から服ごとガムテープでぐるぐるに巻きつける。
「うううーうう、うううー」
動かせない手足でもがきながら、腰をぐねぐね揺すって呻く。まるで芋虫だ。
お薬の効果は結構続くらしいんだよね、あと2時間くらいかな?
「よーし、我慢しようね、柿狗くん。僕も柿狗くんのために、心を鬼にして我慢するから」
うねうね動く柿狗くんをベッドにおろし、背中側から抱きしめる。
流石に足を膝のところで曲げたまま寝るのはきついだろうから、そこだけ外してあげる。
でも柿狗くんの足を僕の足で挟んでいるから、身動きは取れないままだ。
「ああーあーあーっひ、あー、っうう、あー」
泣きながら喚く柿狗くん。辛そうな声のBGMが数時間続いた。
しばらくしておしっこを漏らしたけど、それでも痒いのは中々治まらなかったみたい。
予想以上に続いたお薬の効果に、希釈して使わなければならなかったと気付くのは夜も明けてからだった。
終わり