26下戸受け

 ズルズルズル、ズルズル。
 画面には椅子に縛り付けられた柿狗くん、スピーカーからは耳障りなズルズル音。
「いきなりすみません。柿狗くんをおかずにラーメンを食べていました」
 早々に集まった視聴者から、そっちのおかずかよ!と突っ込みを入れてもらいつつ、僕は食べ終わったカップ麺の器をよそに置いた。
「画面には映ってませんけど、ぷりぷりの柿狗くんのおち○ちんを美味しそうだなーって眺めながらのラーメン、なかなかよかったですよ」
 柿狗くんはM字開脚にこそしていないけれど、下半身裸でおち○ちんピンコ勃ちさせている様子はなかなかそそるよね。
「柿狗くんが座ってる椅子の上にローターを置いてあげてー、丁度たまたまが当たるところに位置を合わせてあげたんですよね。微妙な振動が気持ちいいけどイけないらしくって。柿狗くん、いい顔してますよね」
 30分ほど放置していて、緩い快楽が延々続くもんだから、柿狗くんは顔を真っ赤にしてよだれを垂らしていた。
「じゃあ今日はこの状態で質問に答えていきますか?なにかあるかな」
 僕が聞くと、質問よりもリクエストの方が多いようだった。リクエストもなかなか嬉しいんだけどね、如何せん30分の枠で納めるには大変なんだよなあ。
「えーと……柿狗くんはパイパンですか?違いまーす。普通に生えてますよー。柿狗くんは剛毛じゃないけど体毛薄いってわけでもないのでねー。あ、でもお尻に毛は生えてなかったかな」
 僕が思い出しながら言うと、快感に瞳を潤ませている柿狗くんが僕を睨んだ。そういうの加虐心を煽るんだよね、意地悪したくなっちゃう。
「そういえば柿狗くんがたまたまの下で温めているローター、遠隔操作出来るんですよね。はい」
 びいいいいいん。
「んぐひっぃっいっ」
 弱から最強にスイッチ入れたら、そりゃそんな反応にもなるか。柿狗くんは目を見開いて、お尻をもにょもにょ動かしている。そんなことしても、身体は動かないのでローターからも逃れられはしないんだけどね。
「今度パイパンしてあげようか。たしか、感度良くなるんでしたっけ」
 今の時点でも結構敏感だからね、もっと敏感になったら大変なことになっちゃうね、柿狗くん。
「次……柿狗くんは亀頭、尿道、竿、どこが一番好きですか。だって、柿狗くん。どこが好き?」
「ぁぁぁぁ……あ……っひ……うう……んんんんー」
 イくには物足りないし、無視するには強すぎるローターの刺激に、柿狗くんがお尻をぐりぐり動かしている。あれ、もしかして逃げようとしてるんじゃなくて、ローターをたまたまにゴリゴリ押し付けてるみたい?うわあ、柿狗くん自らオナニーなんて、スーパーレアだよ。
「柿狗くんオナニーに夢中みたいですね。じゃあ僕が検証してあげよっかな」
 いつもの変装スタイルで柿狗くんの前に正座し、柿狗くんのおち○ちんに顔を近付ける。ぬらぬらつやつやと、先走りでおち○ちん全体が濡れそぼっている。
 これはエロい……!
「白濁の混ざった先走りが小ちゃなお口から溢れてますねえ。ひくひくしてて可愛いなあ。ちなみに僕が柿狗くんのおち○ちんで一番好きなのは、この尿道口かなあ。小ちゃな穴ってぐりぐり虐めたくなりますよね」
 ふっ、と息を吹きかけると、柿狗くんは高い声を上げて悶えた。ローターでたまたま振動させるだけでイけるのかなあ?やっぱ無理そうだよね……。
「じゃあまず亀頭から」
 つやつやの亀頭を舌でチロチロ舐めてあげる。手で支えないと、ちょっとやり辛いね。
「んああああっ……は、あああっあ」
 身体を仰け反らせて喘ぐ柿狗くん。瞳からポロポロと涙をこぼして、気持ちいいみたい。唇で挟んでちゅっちゅしてあげると、びくっびくっと震えた。殆どイってるみたいだ。
「じゃあ次は尿道ね」
と言っても尿道を舌でっていうのは若干難しいなあ。と、丁度目に入ったのはさっきまでラーメンを食べていたお箸。細身のマイ箸だから、いけるかな。
 端に置いていた箸を取り、柿狗くんの尿道にあてがう。先端はいつも使ってる尿道バイブと同じぐらいだけど、だんだん太くなっていくから、箸で拡張したら入口がびろびろになっちゃうかもなあ。
「じゃあ、僕がさっきまで使ってたお箸、入れるね?」
「んんんんっんんんんん」
 全力で嫌々する柿狗くん。尿道バイブはよくてお箸はダメなんて、どういう事かな。
「暴れるとおち○ちん壊れちゃうよ?おしっこ垂れ流しの柿狗くんになっちゃう」
「いひぃっ……!」
 入口を箸先でぐりっとやると、柿狗くんは仰け反り身体を震わせた。あー、やっぱり、なんか空イきしてるみたい。
「こう、お箸でおち○ちんの先弄るのって、なんか卑猥だよね。こう、実験してるみたいっていうか」
 尿道バイブとは違った、間接的なおち○ちんへのアプローチ。こういうのも楽しいな。
「せっかくだから亀頭もお箸でこすってあげる」
「うあっあっあっあっ」
 箸でつんつんしてあげると、それに合わせて声を上げた。柿狗くんドラムの出来上がりだね。
「じゃあ最後は竿ね。裏スジ撫でられるの、好きだもんね。竿擦られるのが1番かな?」
 言いながら裏スジに合わせて、下からカリのところまでねっとり舐め上げてあげる。びゅっ、と精液が吹き出た。
「イきそう?柿狗くん」
 柿狗くんの顔を見ると、涙と鼻水でぐしょぐしょになっている。長い責めに疲れてるみたいだね。
「そろそろ時間も近いし、柿狗くん、どうやってイきたい?柿狗くんのお願い聞いてあげる。僕におねだりしてよ、どうやってイかせて欲しいか」
 僕が聞くと、柿狗くんは虚ろな目で考え始めた。コメントには視聴者が、俺も鬼ピーにしゃぶってほしい、足コキで虐めてほしい、その他にも色々な意見が出てきていた。
 っていうかそれ君たちの願望じゃん。という僕の気持ちを代弁するコメントもあって、つい笑ってしまうね。
「お前の……」
「ん?」
 コメントが微笑ましいなあ、なんて思っていると、柿狗くんが聞き逃しそうなほどの声でおねだりを始めた。
「お前の中でイきたい。お前のケツマンコ掘らして」
 うーん、柿狗くんずるい。こういう時にそういうお願いしてくるんだもの。
 それにいつも僕にいいようにされてる分、僕に入れる事で仕返しというか、上位に立とうとしてるよね。多分。
「でも僕腸内洗浄してないし、前やってから随分経つから、入るかなあ」
「やだやだやだやだ、お願い聞くって言った、お前ん中でイきたい、俺のち○ちんお尻の穴で扱いて」
「ちょ、柿狗くん……」
 キャラ崩壊起こしてるよ?駄々っ子みたいに言う柿狗くん。コメントがここぞとばかりに柿狗くんに味方して、僕のことを嘘つき呼ばわりしてくる。
 でもあと5分しかないんだよ?
「……もー、しょうがないなあ。その代わりゴムつけるからね」
「生がいい」
「だめ。おち○ちんにうんち付いたらバイキンで大変な事になるんだから」
 ビンビンの柿狗くんのおち○ちんにゴムを被せて、僕はズボンを下ろしさっさと柿狗くんの上に跨る。カメラアングルは胸より上になってたから平気なはず。
 ローションを右手で塗り込み、柿狗くんのおち○ちんを左手でがっちり掴む。僕って柿狗くんにほんと甘いんだから……。
「僕より先にイったら、罰ゲームだからね」
「う、あ、あっ」
 とことん意地悪してあげる。なるべくお尻に力を入れて、きつきつに締めながら受け入れる。そんなことしなくたって、殆ど慣らしてない僕のお尻の穴はぎりぎりと押し開かれながら柿狗くんを受け入れた。
 さすがにきついよー、明日はお尻痛くて座ってられないよ、きっと。
「わがままな柿狗くん」
 なんとか奥まで捻じ込んで、ぎゅーっとしめつける。
「絶対許さないんだから」
 根元からギチギチに絞り上げ、右手で出てきたとこから擦ってあげる。三擦り半だって保たしてあげない。
「ほら、イきなよ」
「うああっっ……っ」
 まあ、ずっと高められていたからね。柿狗くんはゴムの中に呆気なく吐精した。それでもおち○ちん自体は元気なので、僕はもう一度深く咥え直す。
「はーい、じゃあ次回はソーローの柿狗くんの罰ゲームです。ぐっちゃぐちゃにしてあげまーす。ではまたー」
 生放送が終わって、柿狗くんのおち○ちんを咥えこんだまま、柿狗くんの腕を自由にして、手を僕の萎え萎えおち○ちんに導く。
「柿狗くん、僕のおち○ちん擦って?柿狗くんのソーローおち○ちんじゃ僕イけないもの、仕方ないからお手手使って気持ち良くしてくれたら、許してあげる」
 ソーローって言葉に傷付いた柿狗くんが泣きそうな顔で僕のおち○ちんを扱いてくれる。でも下手だから、当分イけそうにないな。
 柿狗くん、ちょっと調子にのってるよね。僕も甘くし過ぎたかな。次はきつーくお仕置きしてあげなきゃなあ。

終わり