「こんにちはー、生放送始めますよー」
今日の柿狗くんは椅子の上に体育座りをして、うとうととしている。
新しい尿道バイブの刺激が相当強かったのか、夜もおちん○んがじんじんして眠れなかったようだ。
「前回終わり際に、次は罰ゲームと言いましたが、今回はその予定を変更し、のべ視聴者数2万を超えた記念として、視聴者さんからの質問やリクエストをお受けしますよ。もう少しだけ前置きさせてねー」
僕が質問やリクエスト、と言った瞬間から質問やリクエストがされ始めた。普段はあんまりそういう事しないからね。
「まずは、のべ視聴者数2万ありがとうございます。今後ともよろしくお願いしますねー。それで、罰ゲームについてなんですが、前回言ったように尿道バイブしたままオナホ使おうと思っています。ただ、僕も柿狗くんもオナホ持っていないので、ネット通販で購入したらちょっと時間がかかるみたいでした。なので今回はその繋ぎとしての意味もあります」
そのかわり、いい感じのオナホ見つけたからね。届くの楽しみだなあ。
新しいおもちゃってドキドキするんだよね、ドキドキわくわく。
「それじゃあ質問、リクエスト何かあったらどうぞ。プライベートな質問はお答えできません。僕がコメントから適当に拾っていくよー」
僕が言い終わるのも待たずに、コメントが増える。うーん、すごいねえ柿狗くん。
当の本人は椅子の上で、つまらなそうにぼんやりしている。
柿狗くんて生きてて楽しいのかな。
僕が来る時以外はずっと寝ているんじゃないだろうか。柿狗くんが活き活きするのって、結局生放送の時くらいかもしれない。
「えーと……柿狗くんと鬼ピーのはいてるパンツはなんですか。柿狗くんはグ○ゼ、僕はご想像にお任せします」
最近パンツをはいたままお漏らしすると、柿狗くんはそのパンツをはさみで切って捨てちゃうんだよね。捨てるくらいなら僕が貰いたいんだけどな。
それで消費が激しいから僕が買って来てあげたりもしてるんだよね。
僕の買ってきたパンツをはいてるのを見ると、なんとなく嬉しくなるよ。
「女装しないんですか。僕はしません。柿狗くんは?女装したい?」
「しない」
「だそうです」
でも女性ものの下着はかせたりとかは、ちょっと興味あるかな。子供用のブリーフとかでもいいけど。
どっちにしろ柿狗くんの自尊心を傷付けられるし、見た目もかなり卑猥になりそう。
そんな僕の気持ちが顔に出てしまったのか、柿狗くんは訝しげな視線を僕に向けてきた。
うーん、罰ゲームにかこつけてはかせるしかなさそう。
「リクエスト。鬼ピーのおしっこを柿狗くんが飲む。だって、柿狗くん飲みたい?」
「いや」
前の、のべ視聴者数1万人突破の時もそうだったけど、すごい素っ気ないよね。というより、何もしないで画面の前にいるのが嫌なのかな。
いつもは色んな意味でぐちゃぐちゃになってるもんね。
「だよね。……じゃあ僕が飲んであげるよ」
「や」
いつもの軽めの変装スタイルで、柿狗くんの前に跪く。腰を掴んで座り位置を浅めにして、スウェットとパンツをずり下ろす。
僕が一応壁になって見えないように気を付けないと。
「カテーテル使うと意思に関係なく出てくるけど、今はカテーテルしないからね。じゃあ、柿狗くんおしっこして?」
僕が柿狗くんににこっと笑いかけると、柿狗くんは顔を横にふるふると振った。
でももう僕飲む気満々だし。気にせず柿狗くんのおちん○んの先を口に含む。
柿狗くんの顔を見ながら、尿道口を舌先でチロチロと刺激してあげる。
柿狗くんは僕から目を逸らすけれど、また僕の目を見つめた。もうやめてよ、助けてよ、って縋る目が、僕は大好き。
いつかこの生放送が終わりを迎える時までその目をやめないでよ。
そしたら最後には、柿狗くんのそのお願い聞いてあげるから。
「ん、ん……」
ちゅっ、と吸ってあげると、柿狗くんは目をつぶり、それから静かに放尿が始まる。
口の中に広がるアンモニア臭に嗚咽しそうになりながら、それを一滴残さず飲み込んだ。
僕のために、柿狗くんの意思で排出されたおしっこだもの。一滴だって、僕はこぼさないんだから。
出し切って気持ち良さそうな柿狗くんと目が合うと、柿狗くんは恥ずかしそうに顔を逸らした。
ちゅっ、と最後に吸い上げて、柿狗くんのおちん○んをパンツにしまってあげる。
今日は僕が買ってあげたパンツじゃなくて、ちょっと残念。
「ふう、普段お水いっぱい飲んでもらってるから、一回の量が多いんだよね。僕のお腹いっぱいだよ」
柿狗くんは恥ずかしそうに、体育座りに戻って顔を伏せた。
「えーっと……キスはしないの。生放送中に画面の前でする気はありません。みんなには見せてあげないよー」
と言っても、画面外ですることも殆どないんだけどね。柿狗くん嫌がるし。
嫌がられると僕もちょっと凹むけど。
キスって意識すると、したくなるなあ。
「ちゅーするなら恋人なんじゃないの?うーんどうかな。キスする友達がいてもいいんじゃないかな」
拘る人いるなあ。そもそも恋人ってなんなんだろう?
僕が柿狗くんを好きなら、2人の関係に名前をつける必要ないじゃん。
「時間的にそろそろ最後かな。なんか出来そうなリクエスト……僕の尿道責め見たい人結構いるみたいだけど……うーん、尿カテって結構難しいんですよね。バイブ入れるには拡張もいるし」
僕がどうしようか考えていると、柿狗くんが顔を上げて僕を見た。
目がきらきら輝いて、やる気満々って感じかな。
「……やりたいのかな、柿狗くん」
柿狗くんは何も言わないけど、やりたいみたい。
結構、僕に普段やられてる事を僕にしたいって考えがあるみたい。
「いいよ、じゃあ柿狗くんこっち来て?画面外で、声だけで失礼しますね」
柿狗くんにカメラ映りの配慮できるとは思えないし、あんまり画面に映るのは困るからね。
僕が柿狗くんを呼ぶと、嬉しそうに僕の方、死角であるカメラの横まで来てくれる。
「じゃあ、はい。柿狗くん、優しくやってね?」
「うん」
僕がお願いすると、柿狗くんはちょっと頷き、僕のジーパンの前を寛げた。
あー、柿狗くんに何かされるってのが僕としては感慨深いものがある。いつもはしてあげる側だし。
のりのりな柿狗くんて、普段見られないからね。
コメントにはそんな僕たちを見たい、音だけだと妄想が膨らむ、鬼ピーの尿道責め辛抱たまらん、なんて流れていた。気が早い人もいるね。
柿狗くんは萎えた僕のおちん○んを取り出し、興味深げに亀頭を指で撫で回した。
完全に柿狗くんのおもちゃみたいに扱われてるね。
「あんま時間ないかな。柿狗くん、ローション塗って、ゆっくり入れて?僕がいつもしてるみたいに」
自慢じゃないけど、柿狗くんの尿道を傷付けないように普段結構気を使ってるからね。
柿狗くんにそれがちゃんと伝わってればいいけど、当の本人は苦しくてそれどころじゃないかも。
柿狗くんに渡したのは普通のローション。
キシロカインの入ったゼリーは効くのに時間がかかるからね。それなら普通のでも変わらない。
「もうカテーテルなくなっちゃうね。新しいの買っておかなきゃ」
ビニールを破いて、その先にローションを塗り付ける。
それから僕のおちん○んにもローションをとろとろかけて、尿道口に指の腹を当ててぐりぐりとした。
「んん、おしっこ漏れちゃいそ……」
そんなテク、いつの間に覚えたんだか。
柿狗くんはローション塗れのカテーテルの先を、尿道口にあてがう。尿道責めなんて僕も初めてだから、ちょっとどきどき。
するっ、と入ったのは入り口だけ、それでも酷い異物感におちん○んが裂けたような熱が酷い。
思わず身体に力が入ってしまう。いけない、いけない。
僕はゆっくり息を吐いて身体から力を抜こうと必死だ。結構辛いなー。
柿狗くんを見ると、意外にも真剣な顔をしていた。
僕に仕返しがしたいなら、傷付くのも気にせずぐちゃぐちゃにしてしまえばいいのに。
柿狗くんて優しいんだね。
「は……あ、も終わりみたい、ですね……それじゃ、次は柿狗くんに罰ゲームですよ、じゃまた」
生放送は終わり、僕のおちん○んにはカテーテルの先が刺さったままだ。
僕が柿狗くんを見つめていると、柿狗くんも僕を見ていた。
「……いいよ?もっと入れても」
生放送が終わったから、尿道責めも終わりだと思ったのかな。
僕が言うと、柿狗くんはさらにカテーテルを進めた。
ちょっと抜いたりしながら、上手に入れてくれる。手先は器用なんだよね。
「はあ……膀胱までいったら、おしっこ出ちゃうよ。柿狗くん僕のおしっこ飲んでくれないでしょ?」
「飲んでもいいよ」
予想外の言葉に僕がぽかんとしている間にも、カテーテルが先に進む。身体の構造上進めるのが難しいところも、するっといったみたい。
そうこうしているうちに、膀胱に達したのかカテーテルに尿が勝手に通っていく。
それに気付いた柿狗くんは手を止め、カテーテルの先を口に咥えた。
「無理しなくて、いいからね」
ごくごくと、ジュースでも飲むように柿狗くんが僕のおしっこを嚥下していく。
時々噎せて零してるみたいだけれど、少しでも飲んでくれただけで、僕は胸が熱くなった。
だって、他人のおしっこなんてそうそう飲めないよ。
それを柿狗くんが僕のおしっこを、自分から飲むなんて。
生放送外で見せてくれた柿狗くんの一面に、僕は益々嬉しくなった。
終わり