22素股

 お布団の中に二人で入ると、ぎゅーっとくっつかないといけない。窮屈で、でもそれが心地良い。
 僕は背中側から柿狗くんを抱きしめ、刺さりっぱなしの尿道バイブが柿狗くんの尿道を傷付けないよう、持ち手部分を手で覆ってあげる。
 寝返りして尿道バイブが押しつけられたら大変だものね。
 まあ、僕が抱きしめてるから寝返りも打てないだろうし、昨日はバイブを刺したままイかせまくりで結局射精してないから、身体も疲れているだろうけれど。
 萎えてしまったお○んちんは、オナホに包まれたままだ。少し圧迫されているくらいで、気持ちいいとまではいかないだろう。
「柿狗くん早く起きないかなあ……」
 僕も少し寝たとはいえ、ずっと同じ体勢だからあんまり身体を休められたとは言えないかな。
 でも、首筋に鼻を押し付けてずっと柿狗くんの匂いを嗅いでたから、心の方は満たされているよ。
「柿狗くーん……」
 手の中の男の子が愛おしくなって、ぎゅうーっと抱きしめてあげる。
 早くお尻の穴を拡張してあげて、僕のお○んちんを受け入れて欲しい。僕だって男の子だよ、好きな子とセックスしたいじゃない。
 僕のお○んちんでお尻の穴ぐちゃぐちゃにされて、気持ち良くてよがる柿狗くんなんて想像しただけで興奮する。
 お尻の穴が僕のお○んちんの形になるまで挿れてあげて、寝る時も、ご飯の時も、おしっこする瞬間も繋がったまま過ごして、身体に覚えこませてあげたい。
 そうして僕のお○んちんを抜いてあげたら、きっと柿狗くんのお尻の穴は物足りなさそうにヒクヒクするんだ。
 寝る時も、ご飯の時も、おしっこする瞬間にも僕のお○んちんの事しか考えられなくなって、泣きながら僕に縋り付いて欲しがる。
 そうなったら嬉しいのに。
「ん……う、あ、あ、や、ああ、あ」
 目を覚ました柿狗くんは、下半身の違和感に気付いた。
 手を伸ばして、僕の手の上に重ね、そのせいで軽く押された尿道バイブに喘ぐ。
「あ、起きた?柿狗くん」
「いぎぎぎ、う、やめ、……も、動かさないで……!」
 もっと頭をはっきりさせてあげるために尿道バイブを回してあげると、頭を振って声をあげる。
 さすがに萎えたお○んちんの中を抉られて痛いみたいだ。
「そうだ、昨日バイブ機能使わなかったから、今使ってあげるね」
 カチン、びびびびびび。
 軽い機械音が響き出す。
「うああああ……っっひ、やだ、ああ」
 お○んちん全体が微振動を起こす。
お○んちん揺すられるとさ、おしっこ感が強くなるんだよね。
 昨日からずっとおしっこしてないわけだし、柿狗くんの膀胱はパンパンだよ。
「気持ちいいでしょ、オナホも動かしてあげる」
「ああああ、やだあ、ああ、あ、や、あああ」
 ローションを注ぎ足してオナホで扱いてあげる。朝から強い刺激で大変だね。
 腰を引こうとするけど、僕の身体があるから叶わない。
 って言うか、僕の股間にお尻ごりごり押し付けているので、僕は興奮しちゃったよ。
「ねえ、素股しよう、気持ちいいよ」
 にゅるんとオナホを引き抜くと、軽くイったみたい。音にならない声をあげて、びくんと跳ねた。
 布団を剥いで、むき出しの柿狗くんの下半身が露わになる。
 散々責められたお○んちんは腫れたように大きくなり、精子が詰まりきった玉はこりこりとはち切れそう。
 僕はローションを手に取り、柿狗くんの内股に塗りつける。そんな刺激にすら身体を跳ねさせるほど、柿狗くんは敏感になっている。
 僕は柿狗くんをベッドの上に無理やり四つん這いにさせた。
 身体に力が入らないのか、上半身はだらんと布団に寝そべり、僕の支える腰だけを高く上げている。たまたまもお○んちんもお尻の穴も丸出しの、可愛い姿だ。
 このままお尻の穴にお○んちんを突っ込みたいぐらいだよ。でもそこはぐっと堪えて、僕のお○んちんを柿狗くんの内股に挟む。
 少し熱いくらいの体温に包まれ、なかなか気持ちいいかも。
「ほら、柿狗くん、一緒に気持ち良くなろう」
 足をぎゅっと閉じさせて、僕は腰をスライドさせた。にゅるにゅるの内股に、僕のお○んちんが擦られる。
 柿狗くんのたまたまと裏スジも擦られて、這いつくばっている柿狗くんは可愛い声をあげた。
 じゅぱん、じゅぱん、腰を打ち付けると柿狗くんの身体がびくんびくんと跳ねる。
 快感責めで身体は動かないのに、反応だけはしている。
「ん、柿狗くん、一緒に、イこ」
 柿狗くんのお○んちんと一緒に扱きながらラストスパート。柿狗くんのお股気持ちいい。
「は、あ……」
「あー、っあ、あー、あー」
 びゅるっ、びゅるびゅ。
 びゅびゅ、びゅしゅっ、びゅっ、びゅっ、しょろ、しょろしょろしょろ……。
 尿道バイブを抜いてあげると溜まりに溜まった精液を出し切った柿狗くんは、おしっこも漏らしてしまう。
 気持ちよかったものね、仕方ないか。
「あ、ああ、」
 おしっこが気持ちいいのかな、しばらく止まらないおしっこに、嬉しそうな、気持ち良さそうな声が聞こえた。


終わり