24浣腸

 柿狗くんの浣腸を一度済ませて、四つ這いの上半身だけを椅子に乗せさせた格好になってもらう。腕を背中側で縛り付けたので少し苦しそう。
 そんな柿狗くんの顔をどアップに映すよう、カメラを柿狗くんの目の前に置いてあげる。
「こんばんは、柿狗くんのどアップでお送りしますよー」
 柿狗くんの顔が画面に映し出されると、コメントに記号を使って目を見開いた顔文字が書かれる。みんなにジロジロ見られているねー。
 柿狗くんも目のやり場に困っているのか、目を開いたり閉じたり、横を見たりと挙動不審だ。
「今日はしっかり腸内洗浄してあげようと思ってねー、最初の浣腸は終わってるので次は柿狗くんのお尻にお湯を何回か入れて出してを繰り返すよ」
 むき出しになっている柿狗くんのお尻を撫でると、びくんと身体を跳ねさせる。
 下半身裸で椅子に上半身を預けて、お尻もお尻の穴も、垂れ下がったおちんち○にたまたまの裏側まで丸見え。
 なんて情けない姿だろうね、柿狗くん。
「じゃあぬるま湯入れるよ、柿狗くん。こぼしても平気だからね」
 床には青いビニールシートを敷いておいたから、柿狗くん撒き散らし放題だよ。まあ、一回浣腸済ませたから殆どうんちは出てこないと思うけどね。
「……っく…」
 僕は後ろ側にいるから直接は見れないけれど、画面に映った柿狗くんの顔が眉をしかめた。お湯が入ってくるなんて気持ち悪いよねー、しかも大量にだもん。
 通販で買った針のない大きな注射器のようなものを使って、柿狗くんのお尻の中にお湯を入れていく。
「う、ううう、」
 お口に詰めてあげた僕のパンツで喋れない柿狗くんが呻いた。
 500ccくらいだけど、苦しいかな。
「もう出ちゃう?我慢できない?」
「んっんんんっんっ」
 びゅしゅっ、びゅっ、ぶしゅあーー。
 お腹に力が入ってしまったのか、柿狗くんのお尻から水が吹き出る。
「おっとっと」
 一応用意しておいた洗面器を置くと、びたびたと音がしてお湯が打ち付けられる。まだ残っていたうんちが少々一緒に入っている。
「まだうんち残ってたみたいだねー。お腹にはお湯まだ残ってる?一回全部出しちゃおうね」
 お尻の穴の淵を指でぐりぐりしてあげるとまたお湯がぶしゅっと吹き出される。
 穴がひくひく動いて、多分もうないかな。
「あー、柿狗くんの漏らした顔見逃しちゃった。次はよーく見てあげないとね」  コメントに、我慢してる柿狗くんの顔がすごい可愛かった、抜いたなんて書かれている。
 我慢する柿狗くんはいつも見てるけど、お尻にお湯入れるのは初めてだからねー。
 僕は用意しておいたお湯を再び注射器に入れて、柿狗くんのお尻にあてがう。
「ほら柿狗くん、お尻動かしたら穴が切れちゃうよ。痛いの嫌でしょう?」
 可愛いお尻をイヤイヤと振るのは可愛いけれど、お尻が傷付いたら僕も嫌だからね。
 ちょっとの傷でもばい菌が入って酷くなったり、痔になったりしそうだしね。そんなことになったら暫くはお尻の拡張も出来なくなるもの。
 悪い子にはお尻ペンペンでしょう、とコメントが流れている。
「だって。お尻ペンペンされたい?」
 僕が聞くと柿狗くんはしゅんとしてお尻を動かすのをやめた。
 さらさらもちもちのお尻を赤く腫れあがるまで叩く、生放送でやったらみんな喜ぶだろうな。
 でも僕個人としては、何時間でも揉みもみしてあげたいくらい肌触りが好きなんだよね。お尻揉むだけでイくようになったりしないかなあ。
「じゃあ入れるよー、さっきより多めだから頑張ってね」
「んー〜〜…っ……」
 必死にお尻の穴に力を入れて堪える柿狗くんの顔が、画面に映し出される。眉間にしわを寄せて、泣き出しそうな顔をしている。
 うん、たしかにこれは可愛い。抜けるね。
 コメントにお尻の穴kwskと聞かれたので、答えてあげよう。
「柿狗くんのお尻の穴はぎゅーっとすぼまって頑張ってるよ。お尻の穴のしわ、指で押しつぶしてあげたら気持ちいいかもね。触って欲しい?柿狗くん」
「んんん……んー……んうう……」
「苦しかったら出していいよ?」
 僕が言うと、身体の力が抜けたみたい。
「うっうううっいうう」
 ひゅっと穴が開いて、すぼまろうとする瞬間にはお湯が吹き出す。
 びしゃっ、びたびたびたっ、びしゅっ。
 洗面器の外に柿狗くんのお尻から出たお湯がこぼれてしまっている。
「うん、お湯もだいぶ綺麗になってるね。はい、いきんでお腹の中のお湯全部出しちゃおうね」
 今度はお尻の穴に親指の腹を押し付けて、ぐりぐりしてあげる。
 もうほとんどお湯は出していたみたいで、お尻の穴がひくひくしただけだった。
「じゃあ時間的にこれが最後ですね。ちょっとお湯が冷めちゃってるけど、冷たくはないから平気かな」
 最後に残ったお湯、今はもう水を注射器に注ぎ、柿狗くんのお尻にあてがう。
 まあ、冷めたお湯でお腹壊してももう出すものないもんね。
「はい、入れるよー。一番多いからね」
 ぎゅーっと押入れ、一回抜いてから注射器のお湯を足し、もう一度注ぎ入れる。入れたそばからちょっとこぼれ出たから、どうあがいても限界みたいだね。
「おっと、洗面器のお湯がいっぱいいっぱいなので、一回捨ててきます。柿狗くん、ちょっと我慢しててね」
 なんて言ってるけど計画的にぐだぐだにしてるだけだもの。
 か細く僕に縋るような呻き声が背中で聞こえたけれど、どんな顔してるのかなー、あとでタイムシフトで確認するのが楽しみだよ。
 パタン。
 扉を閉じて、洗面器のお湯をトイレに流して部屋に戻る。
 ぴゅー。
 細い水のシャワーとなって、柿狗くんのお尻から水が出て行く。
 受け止める器のない、お尻から出た水は大きな水たまりになって、柿狗くんの膝周りをびたびたにしていた。
「ああ、我慢できなかったか」
 なんて棒読み、視聴者の人にもバレてるよね。
 椅子に顔を埋めて、柿狗くんは嗚咽をしながら泣いていた。こないだ体調悪くて漏らしちゃったしね。
 思い出しちゃったかな?
 しゃくりあげるタイミングに合わせて、お腹に残っていた水も出てきた。
 しょろ……しょろしょろ……。
 静かに流れ始めたおしっこ。お漏らしばっかりしてると緩くなるのかな……?
「柿狗くんがおしっこも漏らしたところで、今日はここまで。次回は指くらい入るようにできるかなあ……あ、早々にのべ視聴者数3万超えたみたいなので、そのお礼生放送にしようかな。それでは」
 生放送が終わり、柿狗くんの腕を自由にしてあげる。柿狗くんは自分の出したお水の上にぺったり座ったまま泣いている。
 そんな柿狗くんをお風呂に連れて行き、シャワーできれいにしてあげてベッドに寝かせ、お片づけも済ませてあげた頃にはぐっすり眠っていた。
 あとで家でタイムシフト確認すると、おしっこ漏らした時が一番気持ち良さそうだったなあ。


終わり