久しぶりの生放送にちょっと緊張ぎみ。
「こんばんはー、お久しぶりです」
開幕早々、キターーーとか待ってたー、だとかの弾幕でちょっと胸が熱くなる。
待ってくれてる人がいるなんて、嬉しいよね、とベッドで寝そべる柿狗くんを見ると、柿狗くんはマイペースに眠たげ。
今日やる事の都合上、ベッドに寝てもらうのは仕方ないことなんだけど、布団に乗ると眠くなるってもう条件反射のようなものみたい。
「えっと、お休みしてる間にも総視聴者数8万超えかな、したみたいで……今日もこんな早く集まってもらえて、ありがとうございます」
温かい読者からの言葉に目頭を熱くしながらお礼の言葉を述べる。
カメラは今遠目でベッドの上の柿狗くんを映していた。
大きめのパーカーにボクサーパンツがチラリと見えてエロい。
「柿狗くんも僕も元気ですよー。で、今日はお休み前に言っていた通り、柿狗くんと合体したいと思います」
うへへ、にやにやとだらしない笑みがこみ上げてくる。
ずーっと柿狗くんとアナルセックスしたいって、待ちに待った事だもの。
視聴者のコメントも沸いて嬉しいけど、それに水を差さなきゃならないからちょっと心苦しい。
「それでですね、本当に、ホントーに申し訳ないのですが、その様子は音声だけでお送りしたいと思います」
パソコンを弄って、生放送の画面上には僕がわざわざ編集して作った柿狗くんセレクション動画を流す。
これまでにやった生放送の動画を編集し、柿狗くんのイき顔と漏らし顔、我慢顔を中心に次々と写真が表示されていく。
コメントにはがっかりしている人が多いようだ。
「二回目以降はみなさんにも見てもらえるようにしますが、今回はちょっと、二人きりでということに」
二回目あるならおk、処女貫通される柿狗くん見たかった、音声聞かせて貰えるだけありがたい、それぞれの意見もありながら、概ね了承してもらえたよう。
「それじゃあ時間もないのでさっそく。今から20分くらいは柿狗くんのおちんち○を高めまくって、あとの5分で柿狗くんにトコロテンしてもらいます。マイクはスタンドマイク用意しました」
インカムのマイクを切り、スタンドマイクを入れる。
音声は良好のよう。
僕は眠たげな柿狗くんの元へ、二人分の重さにベッドが軋む。柿狗くんは静かに僕を見つめる。
散々お尻の穴を慣らしてきたのに、やっぱりセックスするのはちょっと嫌みたい。抵抗すればお仕置きがあるのを知ってる柿狗くんは、諦めたみたいにおとなしい。
さっ、とボクサーパンツを下ろして床に落とした。
「柿狗くん、おちんち○触るよー」
手にとろりとローションを垂らし、手のひらで少し温めてからおちんち○に塗りたくる。
オナ禁中に夢精は何回かしてたみたいだけど、意識のある時にはちゃんとイってはないからね。
大きくなるのもあっと言う間だよ。
「今まで我慢してもらったからねー、今日はいっぱいイかせてあげる」
僕が言ってあげると、柿狗くんは気持ち良さそうに目を閉じた。
ぬるぬるのおちんち○を両手で優しく扱き、ある程度したら足を立てさせ、片手は柿狗くんのお尻の穴へ。
触れた瞬間、柿狗くんの身体が強張る。
お尻を触られるのに慣れないのもあるだろうけど、いよいよ挿入だからその緊張もあるだろうね。
舐めて緊張解してあげたいけど、そこまでの余裕はないんだなあ。
中指で穴をぐりぐりしながら、おちんち○を触る手は根元からゆっくり扱きあげる。
ああ、とかうう、とか小さく呻いて、心地良いみたい。亀頭をくりくりしながら、少し強引に中指をねじ込む。
浣腸を何回かしてあるから、そうキツくはなかった。
「はい、中指入ったよー、今日は3本まで入れて慣らすからね」
中指を抜き差しして、ローションを注ぎ足し人差し指も添えて入れる。2本になると少しきついけど、それでもまだいける。
萎えないようおちんち○も擦りながら、前立腺を軽く刺激してあげた。
「ん……」
柿狗くんは眉間にしわを寄せて小さく声を上げる。
立てた足がびくんと震え、腰が浮きそうになるのを手で抑える。
「だいぶ前立腺感じてくれるようになったみたいですね。お休み中にも、前立腺刺激でドライでイってくれたんですよ」
一応視聴者向けにも説明しながら、前立腺への刺激はほどほどに。
どっちかというとおちんち○を刺激してあげて、射精寸止めにしておきたいからね。
本当は尿道バイブでごりごり刺激してあげればいいのかもしれないけど、それじゃあ尿道ばっかりに意識いっちゃうしね。
出来れば僕のおちんち○に貫かれてイった、って感覚になって欲しいもの。僕のおちんち○をしっかり感じて欲しい。
「柿狗くん、気持ちいい?指3本目いくよ、力抜いて」
薬指を穴の淵にあてがう。
わざわざ宣言すると逆に力が入っちゃうかな。
「柿狗くーん、痛くないし怖くないでしょう?頑張ってー」
「っ……」
入り口はだいぶ柔らかくなってるから、指3本もいけると思うんだよね。
頑張ってと言ったところで、どうしたらいいのかわからない柿狗くんは、僕を見てなんとかしようとするんだけどイマイチ上手くいかないみたい。
「ゆっくり息吐いてー」
「ふー……」
「吸ってー」
「すー……」
ちゃんと言うこと聞いてくれるの嬉しいなあ。
いやいやする柿狗くんも可愛いんだけど、一生懸命になって僕の言葉に従う柿狗くんて健気でいい。
そんなことを思いながら、呼吸を繰り返す柿狗くんの頃合いを見計らって、人差し指と中指で拡げて作った隙間に薬指を差し込む。
入り口はこれでもか、というくらい拡がっているけど、柔らかくなった淵はなんとか切れずに受け入れてくれている。
「う、ううえ……」
指3本は初めてだからね、結構圧迫感あるのかな。細かく抜き差しを繰り返して、ゆっくり奥に進める。
「大丈夫だからねー。ほら、柿狗くんも自分のおちんち○触ろっか」
ちょっと萎えかけたおちんち○に、柿狗くんの右手を持ってきて触らせる。
意識が完全にお尻の穴に持ってかれて扱くどころじゃないみたいだけど。僕は柿狗くんの右手の上に手を重ね、無理やり扱かせる。
おちんち○触ると安心するよね。少し身体の力が抜けてたみたい。
「よしよし、お尻の穴もだいぶ良さそうかな」
指3本が奥まで入り、きつきつの穴に僕の指がぎちぎちに詰まっている。
柿狗くんの手が自分でおちんち○を扱き始めたので、おちんち○とお尻の穴にローションを注ぎ足した。
「ん……っ、あ、あ、」
尿道口を刺激しながら竿を擦ると、気持ち良さそうに喘いだ。
そろそろイきそうかな、柿狗くんの右手を掴んで止め、お尻の穴から指を引き抜く。
時間もそろそろ生放送終了5分前。
「じゃあそろそろ……」
柿狗くんの右手を僕の左手で握る。
お尻の穴に僕の右手の人差し指と中指を入れ、隙間を作る。
ああ、いよいよだよ。
僕は逸る気持ちを抑えながら、おちんち○の亀頭をあてがう。指と入れ替わるように、亀頭をねじ込んだ。
うう、難しいなあ、押し出そうとするお尻の穴から、ぬるぬると弾かれてしまう。
「柿狗くん、力抜いて……ゆっくり息吐いて」
「は、はあ……はあ……ふー……っ」
柿狗くんが緊張してるように、僕も緊張している。なかなか上手く入らなくて焦るよー。
繋いだ左手を、柿狗くんの右手が握り締める。僕もゆっくり息を吐きながら、亀頭を押し込み少し進める。
うん、もう平気かな。
「はあ、はあ……あ、あ、あ」
息の荒い柿狗くんの左手を僕の右手で握り、両手を繋いだまま挿入。
ゆっくり押し入れながら、柿狗くんの顔に顔を寄せる。
「柿狗くん、入ってるよ…僕のおちんち○、柿狗くんの中に……感じるよね?ぎゅうぎゅうに締め付けてる」
「はあ、はあっ……っ、あ、はあっ、」
泣きそうな顔で苦しそうに喘ぐ柿狗くん。
僕が中の様子を伝えると意識したのか、締め付けがきつくなった。
「柿狗くん……」
僕は愛おしくて仕方なくて、呟きながら腰を進めていく。ゆっくり、柿狗くんと一つになっていく。
「柿狗くん」
「あ、ああ、あー、はあはあ、あ、あ、あ」
一番深いところまで届く。
柿狗くんの腸壁にきつく締め付けられ、それだけで僕はイってしまいそうだった。
喘ぐ柿狗くんは僕の手を強く握り締めた。深くまで穿たれ、軽くパニックに近いみたい。
ぽたぽたと涙を流しながら、柿狗くんは僕に縋り付く。
「柿狗くん……奥まで入ったよ」
「う、う、っ、あ、あ、」
腰を動かし、緩い律動を始める。ぬちゅ、ぬちゅ、動くたびに水っぽい音がする。それに合わせて柿狗くんが零すように喘いだ。
「お尻の中、僕でいっぱいだよ?気持ちいい?」
「あっ、あっ、あ、う、っ、あ、う」
答える余裕もないみたい。それでも感じてはいるみたいで、僕にはそれで十分。
手を握ったまま体位を変えるのはちょっと大変だけど、柿狗くんの足をあげさせてまんぐり返しにさせる。
少し苦しそうだけど、上から落とすようにお尻の中を穿つ形にする。
じゅぷ、じゅぷん、じゅぱ、じゅぷ。
時間がないしペース上げるよ。
「あ、あっ、あっ、あ」
されるがままの柿狗くんは喘ぐのに必死だ。
イくのはちょっときついかな?
前立腺を狙って腰を激しく打ち付けた。
「ああっ、あーっ、あ、あー、ああー、んっひ、あー」
よだれを垂らしながら喘ぎ、頭を枕に擦り付ける。それでもさっきからずっと僕から目をそらさない。
なにかを訴えるように、縋るように、僕の瞳を見つめ続ける柿狗くん。
眉間にしわを寄せて苦しそうな柿狗くんの唇を唇で塞ぐ。舌を伸ばすと、柿狗くんから舌を絡めてきた。
「んんっ、ん、ふー、んっ、んっ、んんっんんっ」
もう僕も余裕なくて必死に腰を打ち付ける。
押さえつけて、擦り付ける下手くそなセックス。
柿狗くんをただ求めて、深くまで押し付ける。
「んっっっ」
「う……っ」
柿狗くんの身体がびくっびくっと痙攣し、腸が収縮して痛いくらいに締め付けた。その締め付けの中無理やり腰を動かして、僕は程なくして果てる。
胎内に広がる熱に、柿狗くんの身体が少し震えた。
「はあ…はあ…あ、あ……はあ…ん…」
「はあ、はあ……」
二人で荒い呼吸を繰り返しながら、イった余韻に浸る。確認するまでもなく生放送は終わっていたけれど、僕たちは無言でぼーっと見つめあった。
そのあと、結局射精は出来なかった柿狗くんのおちんち○を擦りながら、抜かずの2回目をして、泣喘ぐ柿狗くんをイかせる。
疲れ果てた柿狗くんのお尻の中から、僕の2回分の精子を掻き出す間に柿狗くんは眠ってしまった。
粗方片付けて僕も隣に眠る。
想像通りとはいかなかったけれど、僕としては満足の一回目だった。