柿狗くんを抱きしめて目覚めた朝、僕のおちんち○は緩く起ち上がっていた。
柿狗くんのお尻に押し付けて、心地の良い刺激にうっとりしながら、柿狗くんのうなじに鼻を当てて匂いを満喫する。
ああ、なんて素晴らしい朝だろう。
柿狗くんはまだ起きていない。と言うより、寝てていいと言われれば丸一日だって寝ているだろう。
目を覚ますのは僕といる時間だけだ、と思うとそれはそれで素敵な話じゃないか。
僕は柿狗くんの股間にそっと手を伸ばした。なんだ、朝勃ちしてないのか。
少しがっかりしながら、柔らかいそこを軽く押した。玉から竿へ、やわやわと刺激していく。
愛しい愛しい柿狗くんの、可愛い可愛いおちんち○を、愛を込めて撫で上げる。
少し硬度を増したおちんち○に微笑みながら、僕は手の動きを何度も繰り返す。
「んん……」
柿狗くんが身じろいで呻いたが、起きる様子はない。軽い愛撫は心地良いからね。
僕は内股からおへそまでに手を這わせた。
うーん、物足りない。直で触りたいけど、さすがに起きちゃうかな。
まあ、いいか。
柿狗くんのゆるゆるスウェットに手を突っ込み、まずは内股をさする。最近は少しお肉がついて、良い感じにむにむにしている。
会えなかった期間は痩せてて、全体的に肉が落ちてたからね。僕は今くらいが好みだ。
筋肉のない柿狗くんの、指で押せば食い込むくらいの肉。手触りも良く、粉を振ったお餅みたいでずーっと触っていたい。
それから股関節の食い込みの部分へ手を移す。手の甲に当たる膨らみの熱が気持ちいい。
柔らかさを堪能しながら、手の平を広げて股間を包むように当てる。膨らみの形を確認するように手を這わせると、足をぎゅっと閉じる柿狗くん。
でもそんなことは気にせず、全神経を指に傾けてパンツの中のおちんち○を感じ取り、頭の中に鮮明にイメージする。
勃起した柿狗くんのおちんち○はなかなか美しく、そこだけを彫刻にしても十分芸術になると思うんだ。
いつか柿狗くんのおちんち○を型に取り、その型でチョコを作って柿狗くんのお尻の穴を犯してあげたい。自分のおちんち○に犯されてよがるなんて、とても惨めで可哀想で、素敵じゃない。
ああ、想像したら興奮してきた。
柿狗くんももっと元気にさせたくて、手の平で竿全体を擦り、親指で亀頭を撫でる。
パンツの上からでもしっかり形が把握できるまでになった頃、ようやく柿狗くんは目を覚ました。
「なに……」
不機嫌に低い声で威圧しながら、股間に置かれた僕の手を握る。
「おはよう、柿狗くん。柿狗くんのおちんち○もおっきしたみたいだね」
「んっ……さわ……な…」
布ごと竿を握り、亀頭をぐりぐり刺激する。布で擦られて、強い刺激に声を上げた。
「やだっ、あ、あ、」
柿狗くんはきゅうーっと身体を曲げて、お腹を庇うように身を縮めた。
あ、これもしかして、あれですね。
「どうしたの、柿狗くん」
わざとわからない振りをしながら、竿を擦り上げつつ、重点的に亀頭を攻める。
亀頭ってか、尿道口を特に。
「んんんっや、っあ、ああっひ、」
柿狗くんの身体がブルっと震え、追って僕の手の中があったかくなる。
次第に広がる熱はなかなか止まらず、長い夜を越えて溜まりに溜まったおしっこの多さを物語る。
すごい、右手がおしっこに塗れてる。
すごい興奮した。
このまま僕のおちんち○を扱きたい、いや、それよりも。
「うっう、うう、な、」
長い放尿の心地良さに、目に涙を溜める柿狗くんの身体を仰向けにして、その足の間に身体を入れる。
混乱する柿狗くんの手を押さえて、股間を柿狗くんの股間に押し付けた。
「はあ、おしっこ塗れだね、柿狗くん」
どんどん冷めていくおしっこの熱。冷め切らないうちに、僕は腰を動かした。
「うう、あ、あ」
残念なことにおしっこはもう止まってしまったみたい。
でも、おしっこ塗れの股間が擦られてぐちょぐちょと水温が響くだけで、もうどうしようもないほど興奮が増した。
「はあ、気持ちいい?柿狗くん」
「やだ、あ、あ、ん、んん、っは、」
おしっこがぐちょぐちょで気持ち悪いのに、おちんち○は擦られて気持ちいいから、柿狗くんは顔を振りながら甘い声で喘ぐ。
いいじゃん、汚ない中で感じてしまっても。
「どっちのが好きなの?柿狗くんは」
僕は腰を振りながら、まるでセックスしている気分に陥る。
自分の下で喘ぐ柿狗くん、触れ合う身体。右手についた柿狗くんのおしっこ洗いたくないなあ、この手でオナニーしたら気持ちいいだろうなあ。
「おしっこ漏らしてる時と、射精するとき、どっちの方が気持ちいいの?」
「はあっ、ああっ、んっあ、あ」
腰を深くグラインドさせて、ぎゅっと腰を擦り合わせる。お互いの服が邪魔な擬似セックスに、それでもお互いの股間がごりごりに高まっているのがわかる。
はあ、もう、結構イきそう。
「イきそう?」
「はあっ、あー、あああ、あー、んっっあ、あー」
切ない声を上げて、もう限界が近い事を知らせる。
枕の上で頭をのたうち回らせて、今にもイきそうな柿狗くんの頬にキスをした。
「イく?気持ちいいって言って?」
「あーっあーー、イく、っあ、んんっ、あ、イーーっ」
びくっびく、大げさに震えて果てた柿狗くん。僕も最後に腰を振って、後を追うように果てた。
股間からお腹の辺りまで、布団の上もぐっしょりしている。特にスウェットの股間部分は撒き散らされたもので酷い状態だ。
ああ、汚ない。本当に汚ない、その股間に、顔を埋めたい。
ごくり、喉が鳴った。
柿狗くんを見ると、何かを察したのか、いやいやと首を振る。
ダメだよ柿狗くん、そんなことしたら、止まらなくなっちゃう。
「あっっっ……だ、やだあああ、っあー、」
限界を超えた柿狗くんは、膀胱に残っていたおしっこを漏らして僕の顔をおしっこまみれにした。
あまりのショックに、お風呂で身体を綺麗にしてベッドを片付けた後も柿狗くんは泣き止まなかった。
そんな柿狗くんが愛しくて仕方ないので、この性癖は死んでも治らないだろうと思った。