54下戸受け

 うーん、浣腸苦しいなあ。お腹ぐるぐるしてるよ……。
「こんばんはー、今日は僕の罰ゲームでーす。浣腸したので柿狗くんにこのまま突っ込んでもらうよー」
 カメラ位置は色々考えた結果、いつもの椅子の位置に僕が上半身だけ椅子に突っ伏して、後ろから柿狗くんに突いてもらう事にした。
 画面に映るのはその腰から上あたりにしてある。
 さすがに浣腸してうんち堪えて、マスクしながらの酸素薄い状態でカメラの気を遣うのは厳しいもんね。
「今日は後ろ姿で失礼しまーす。じゃあどうぞ、柿狗くん好きなようにしてください」
 僕が受けの時はいつも騎乗位だったからね。柿狗くんにバックから突かれるのって、何だかドキドキするなあ。
 ちらっと後ろを見ると、正座している柿狗くん。教えてあげた通り、おちん○ん扱いて僕に入れる準備している。
 ローションたっぷり、生でしたいって言うからコンドームなし、柿狗くんにお腹ぐちゃぐちゃにされちゃうんだなあ。
「ん……」
 ぺたぺたと、生暖かい柿狗くんの手が僕の腰を掴む。むにむにとした指が僕のお尻の肉を割り開いた。
 あんまりゆっくりだと、お腹きついなあ。
 冷たいローションが垂らされて、お尻の穴をぐりぐりされた。
 ううん、柿狗くん焦らすねえ。もっとがっついてきてよ、どうせならさ!
 ちょん、と穴に当たるのは柿狗くんのおちん○ん。
 はあ、と息を吐いてお尻の力を抜く。
 ぬるっ、先端が入ってきた。
「きつい」
 柿狗くんがぼそっと呟く。
 うーん、わかってるんだけど、これ以上緩めちゃうとうんち漏れちゃいそうなんだよね。
 穴の淵に指が当てられて、きゅっと開かれる。
「あ……」
 ゆっくりゆっくり入ってくる柿狗くん。
 はあ、これ、やばいかも、すごい、深いよ……!
「ああ……」
 ぎちぎちのお腹の中に柿狗くんのおちん○んが無理やり入り込んできている、意識は全部そこに向かって、背筋をゾクゾクとするような感覚が走った。
 はあ、はあ、どうしよう、きつくて苦しいのに、気持ちいいかもしれない。
「はあ、……はあ、はあ……」
 座面に置いた手に顔を突っ伏して、ただ荒い息を繰り返す。
 柿狗くんの手がしっかりとお尻を掴んでいる。
 静かに奥まで、柿狗くんのおちん○んが僕の中に入った。
「は……すげ……」
 柿狗くんの呟きに、身体の奥から何かが溢れてくるようだった。
 柿狗くんが僕の中で感じてくれている、こんな嬉しい事ってないよ。
「動いていい?」
 そんなの確認しなくてもいいのに、わざわざ聞いてくる柿狗くんて優しいのか、天然いじわるなのか、わからないよ。
「いいよ……僕のこと、気持ち良くして……?」
 押し出すように言葉を吐くので精一杯。
 僕が言うと、柿狗くんの手が僕の腰をしっかり掴んで、腰を引いた。
「あああ……」
 ずるずるとおちん○んが抜けて行く感覚はまさに排便のそれで、無意識のうちにお尻の穴を締め付けてしまう。ほんとに、漏らしてるみたいで怖い。
 ずぱっん。
「うあっ……」
 一気に奥まで貫かれて、僕は苦しくて声を上げた。
 お腹の中のうんちがぐちぐち潰れている。苦しい、内臓が口から出てしまいそう。
「ああっ……」
 また引き抜かれて、最奥を突かれる。
 文字通りお腹の中をぐちょぐちょにされて、僕はただ呻くしかできなかった。
 気持ちいいのかもわからない、ひたすらに犯されている感覚。
 口を開いたまま閉じることもできず、くらくらとするような刺激に溺れていく。
「ううっ……うぐ……ああっ、……はあはあ、あ、あああ……」
 繰り返す律動の中、ひときわ強い腹痛に襲われる。腸が捩れるような痛みに、僕は椅子に顔を擦り付けた。
 痛い、苦しい、痛い、そればっかりで辛い。
「あああっあ、……はあはあ、ああっ……」
 うんちはぐちゃぐちゃに潰されて、隙間から零れて床のビニールシートに落ちて行ってるだろう。それでも大部分はお腹の中で、柿狗くんにかき混ぜられている。
 出したい、出したい、それしか考えられない。
 出そうとしても柿狗くんに押し戻されて、苦しさに生理的な涙さえ出てきた。
「ああっ、あーっ、……はあはあ、あー……」
「んんっ」
 柿狗くんが呻いたかと思うと、一番深いところでどろっと熱が広がる。
 よかった、柿狗くんイってくれたんだ。
 ほとんど働かない僕の頭だけど、それは認識出来たみたい。
 イった後動かない柿狗くんで、そのインターバル中にも僕のお腹はぐりゅぐりゅと蠢いた。
 はあ、もうほんと、結構しんどい。
「おしっこするよ」
 ああ、そう言えばそんなこと言ってたっけ。
 僕はうんうん頷いてそれに備えた。
 柿狗くんにおしっこして貰えるなんて嬉しいけど、お腹の圧迫感が強すぎて喋ると吐きそうだった。
 カメラに背中向けての生放送で、ほんとよかった。僕、今すごく情けない顔している。
「んっ……んん……」
 柿狗くんの放尿が始まって、お腹の中にじわあっと熱が広がっていく。
 終わったらすぐ柿狗くんのおちん○ん洗ってあげよう。
 あああ、お腹きつい。
「ん……きもちかった」
 柿狗くんが最後に僕の中を味わうように、腰を掴んでぐいっと身体を寄せる。
 柿狗くんが気持ちよかったんならよかった。
 ホッとしながら、柿狗くんのおちん○んがお尻の穴からずるずる抜けて行くのでお尻の穴をぎゅっと締め付ける。
「きつい……」
 きつくしてんの、って思いながら、正直な柿狗くんににやにやしてしまう。
 いつも苦しい思いさせてるし、ガムテで口塞いでるからね。最近はよく喋ってくれるし、ガムテつけるのやめよっかなあ。
 柿狗くんが抜け切ったので、手元の時計を確認すると生放送はもう終わる時間だった。
「ふう……はあ、すいません、ちょっと苦しくて……じゃあ今日はこのへんで」
 早くおトイレ行こう、そう思いながら締めの言葉を言ってると、柿狗くんの指がお尻を触った。
 ちょっと、なにするの、柿狗くん?
「柿狗くん?ちょ、お尻の穴今はだめだめ、うあっ」
 力を入れてきゅっと締めた穴を指で擦られる。
 ああ、まずいってまずいって。
 もう終わるからほんと、ちょっと。
「んんんっあ、ああっ」
 少し力の抜けた穴に柿狗くんの指がズボッと入ってくる。
 どろどろのうんちが、びゅびゅっ、ビニールシートの上に落ちていく。
「ああ、あー、っ、」
 柿狗くんの2本の指が中をかき混ぜて、入り口を大きく開いた。お腹の中からうんちがどろどろと落ちていく。
 穴を広げられた状態だとうまくいきむことも出来ない。それでもゆっくりとうんちが降下していって、勝手に出て行く。
 柿狗くんの指に介助されながら、お腹の中がどんどん空っぽになっていくのに、排泄のスッキリ感は全然ない。
 柿狗くんどこでこんな技覚えたの、こんど僕もやってあげるからね……!!
「はあ、はあ……はあ、もー、柿狗くんお風呂行くよ。指まで汚しちゃってほんと……」
 やっと終わると、柿狗くんの指がお尻の穴から抜けた。押し開かれていたから、指が抜けるとそれはそれでなんだか違和感。
 後ろを振り向くと柿狗くんの指に僕のうんちがついていた。
「ちょ、臭いかがないの。ここはあとで片付けるから、先お風呂行こっか」
「ん」
 うんちのついてない方の手を掴んで、柿狗くんとお風呂に。柿狗くんのおちん○んも指も洗って、僕はシャワ浣もしてやっとひと段落。
 湯船に、柿狗くんを僕の膝の上に向き合って座らせるようにして、二人で浸かる。
「俺の苦しさわかった?」
 ちょっと嬉しそうに言う柿狗くん。してやったりって感じだねえ。
「うんうん、すごいわかったよ」
 頭を撫で撫でしてあげる。
 今度柿狗くんにしてあげる時は、ちゃんと前立腺刺激してあげて、気持ち良くなるよう意識しないとだね。
 はあ、今日は勉強になりました。