「柿狗くん、タピオカとナタデココどっちがいい?」
と聞くと、訝しく思ってるのか僕の顔をじっと伺う柿狗くん。
にこっ、て笑うとますます疑る目つき。最近警戒心強いなあ。
「……どっちもやだ」
「じゃあタピオカね。今作ってくるから、柿狗くんはおトイレ済ませておくんだよ」
「は?なにそれ」
別におトイレ済ませておかなくても、僕的には構わないけどね。
冷凍の物を茹で戻して準備完了。つるつるプニプニの黒い小さな粒が透明のカップの中で僕たちに食べられるのを待っている。
「こんにちはー、今日はタピオカ食べるよ。シロップは柿狗くんのミルクです」
コメントには、わーーと歓声を上げる一方、また食べ物?というコメントもあった。たしかに、ついこの間寒天でやったしね。
でも無機物を入れるより食べ物を入れた方が柔らかいから、負担は少ないのかなー、と思っての事だ。
とはいえ局部を虐めることには変わりないからね。
「じゃあさっそく始めるよー」
今日は僕が椅子に座り、少し広げた脚の間に柿狗くんにM字開脚してもらっている。
卑猥な二人羽織って感じで、柿狗くんの肩口から顔を出して柿狗くんのおちんち○を弄るよ。
手も足も拘束してないからね、暴れたらおちんち○が傷付くよ、と言ってはあるけど、逃げようと思えばいつでも逃げられるんだよね。
それでも、椅子の手すりを掴んで逃げ出しそうな身体を抑える柿狗くんは、相変わらず可哀想だね。
今でも柿狗くんの居場所は、ここにしかないんだから。
「プニプニしてるから、痛くはないと思うよ。じゃあ、一個ずつ入れてくからね」
柿狗くんのおちんち○を軽く扱いて勃たせながら、尿道口を指の腹でくりくりする。カウパーが出てきて、軽く糸を引いたから、もういいかな。
緊張はそんなにしてないかな。じゃあ一個目、いこうか。
「ゆっくり息吐いてねー」
プニプニのタピオカを、柿狗くんのおちんち○の先端にあてがう。
まだ入れずに、穴周りを刺激するように転がした。
「んん……」
気持ちいいみたい、よかった。じゃあそろそろ入れよっか。
僕は、柿狗くんのおちんち○の穴に蓋をするようにタピオカを抑えて、指の腹でぐりぐり押して行く。
タピオカより尿道口の方が若干大きいかな、タピオカは穴にすっぽり収まり、本当に蓋のようになってしまった。
「ふふ、柿狗くんのおちんち○、すごい可愛くなったね」
「んあ……」
亀頭を指で撫でてあげると、気持ち良さそうに呻く。
頭が近いから、柿狗くんの声近いなあ。すごい熱っぽくて扇情的。
「二個目入れるよ」
「あっ……ん……」
声をかけてから、二個目のタピオカを穴にあてがう。一個目が押し込まれて、二個目が穴からちょこんと覗いた。
この調子ならどんどん行けそうだねえ。
三個、四個と詰め込んで行くと、そのたびに柿狗くんの感度は高まっていくみたい。
泣き出しそうな切ない声で、はあはあ、あーあー言ってる。
「おちんち○気持ちいい?」
聞きながら数を増やしていく。
結構入るねえ、もう二桁目いったよ。
「あっ、あっ……はあはあ、んんっ、はあ、はあ、あ……」
柿狗くんの手が僕の腕に触れた。
やめさせたいのだろうけれど、力の入っていない指先は腕を撫でるだけだ。僕は柿狗くんの右手に手を重ね、おちんち○へ導いてあげる。
次のタピオカを穴にあてがい、柿狗くんの人差し指で抑えさせる。
「ほら、自分で入れてみよう?気持ちいいよ」
「あ、あ……ああ、あー、あーっ」
柿狗くんの指の上から軽く押してあげると、ゆっくりと沈んでいく。柿狗くんの身体に電気が走ったようにびくびくと震えた。
間を置かずに次のタピオカを置くと、柿狗くんは自分で押し込んでいく。
うわ言みたいに、もうダメ、やだ、とか呟いているけど、身体が勝手に動いちゃうみたいだね。
「よーし、そろそろいっぱい入ったかな。おちんち○の中気持ち良さそうだねえ、扱いてあげよっか」
「ああっあー、だめっえ、あっっああ、やだあっっっ」
ビクっびくんっ、ぷちゅっと一つタピオカが飛び出て、柿狗くんの身体が勝手に大げさに跳ねた。
イったみたいだけど、穴が塞がってて精液じゃ押しきれなかったみたいだね。柿狗くんは余韻で、喉を晒したまま動けない。
タピオカをおちんち○から発射するの見たかったけど、やっぱり無理かな。
「ねー、柿狗くんおちんち○のタピオカ、自力じゃ出せないみたいだから吸い出さないとね」
「ふーふー、やだ、出すっう、あ、あ、」
「いいよ、頑張ってみる?あと5分しかないから無理だと思うけど」
「んーっ、ああ、はあはあ……んんっん……はあ、はあ……」
おしっこするみたいに力を入れてるけど、それじゃあ出ないみたい。
それに気持ち良くて長く力入れるのも出来ないようだしね。
「ほら、ストローあるよ?これで吸った方が早いって」
タピオカ用の太いストローを差し出す。
「っや、だ……いやだ……」
いつも入れている尿道バイブよりちょっと太いかな、柿狗くんは頭を振っていやいやした。
いやいやする柿狗くん可愛いなあ。
「じゃあおちんち○詰まっちゃうねえ、どうしようか。生放送終わるから、このままにしておく?いつか出てくるかもしれないね」
そんなわけないけどね。
柿狗くんもそれはわかるのか、頭を振った。
「ね、ほら、どうする?」
「……吸って」
「ん?」
「俺のちんち○吸って」
「わわ」
強引だなあ、柿狗くんが腕を回して、僕の頭を抑えた。
ちょっと体勢的にきついから、柿狗くんの身体を横向きにさせる。
「生放送終わりますが、このまま吸い出してあげようと思います。それではまた」
僕は柿狗くんのおちんち○の先端に口を寄せて、一気に吸い上げる。上の二つはぽろんと出てきたけど、奥の方は無理だなあ。
バキュームフェラとか言うけれど、実際の吸引力なんて大したことない。
中にあるものを吸い出すのは、ましてやぴっちり詰まった物を吸うなんてむりだよ。
「ストロー使って直接吸うか、あとは搾乳機ならすぐ出るかも。掃除機でもいいよ」
「……やだ、お前吸って……」
「じゃあストロー使わせて?じゃないと無理だよ」
「……お前が入れたんじゃん!!吸って出せよ……もうやだっ、やだっやだっ」
ああ、駄々っ子になっちゃった。足で椅子の肘置きを蹴って、地団駄踏んでる。
そんなことしたら足が痛いだろうに、僕を叩くことも、怒りを堪えることも出来ない柿狗くん。
ストローを使われるのはどうしても嫌みたいだねー、仕方ないか。
「ごめんごめん、わかった、ストロー使わないから。ね、嫌だもんね、こんな太いの。ちゃんと僕が責任とって出してあげるからねー」
ぎゅーっと抱きしめて、背中をぽんぽんしてあげると少し落ち着いたみたい。
そしたら今度は涙が出てきちゃったのか、ひくひくとしゃくり上げてる。
「ベッドに横になろっか、ねー、疲れちゃうもんね」
んーんー唸ってる柿狗くんを抱っこして、ベッドに寝かせてあげる。
最近幼稚化が進んでしまったかもしれない。
よくないのはわかっているんだけど、甘えたの柿狗くんが可愛くてついつい柿狗くんを甘やかしてしまう。
赤ちゃんみたいになって、僕なしでは生きられなくなればいいのに。そんなのよくないのは、本当にわかってるんだけど。
おちんち○に入ったタピオカを何度か吸い上げるけど、結局奥の方は取れなかった。
仕方ないから柿狗くんが寝た隙に、キシロカインの麻酔が入ったゼリーを使って、ストローを入れて吸い出した。
後でそのことに気付いた柿狗くんは僕の顔も見てくれない。
いつか僕たちの関係が終わるなら、そろそろその時が近付いてるのだろうか。