なんでこんなことするの、と聞かれたから、君が大好きだからだよと答えると、納得いかないという表情で僕を見た。
そんなところが、可愛いと思うんだ。
イきまくり生放送を終えて、すっかり疲れ果てた様子の柿狗くん。椅子にM字開脚で固定されているのも辛いよう。
僕は、柿狗くんのびしょびしょのおち○ちんをティッシュで綺麗にしてあげて、パンツとスウェットもはかせてあげる。
ノーパンでスウェット越しにおち○ちんの形浮き彫りにさせるのも結構好きなんだけれど、これ以上弄るのは酷だろう。出せるもの全部出させてあげたし、あと出せる物と言ったら血尿ぐらいか。
床も雑巾で拭いて綺麗に。柿狗くんのお漏らし用に、雑巾は常に用意してあるんだ。
「柿狗くん、夕飯はなに食べるの?」
脱力した柿狗くんを抱き上げ、ベッドに寝かせてあげる。
柿狗くんは身体をぎゅっと縮こまらせて、枕に顔を埋めた。
「柿狗くーん?」
僕はうつ伏せの柿狗くんに跨り、枕に埋めた柿狗くんの頭にキスをする。首筋に鼻を押し当て、鼻から息を吸うと柿狗くんの匂い。
「いらない」
小さく首を振り、枕でくぐもった声が辛うじて聞こえた。
多分眠くなっているのもあると思う。
それにしても本当に、食が細くなってしまったらしい。
「いらないはダメだよー、柿狗くん」
柿狗くんの首筋から下へ、肌に触れていく。もちもちの柔らかい肌が心地良い。
「眠い?」
「ん」
僕が聞くと、聞き逃しそうな声で返してくる。
「僕も一緒に寝ていい?柿狗くんの横に」
「……ん」
お許しが出たので僕も柿狗くんの横に並んだ。
ベッドは一人で眠るには広いが、二人で眠るには窮屈だった。だからうつ伏せの柿狗くんを横向きに背中を向けさせて、ぴったりくっつく。
僕の方を向かせてもいいのだけれど、隙間なくぴったりになるには背中側から抱きしめた方がいい。
腕の中の少し高い体温が、背中越しに感じる柿狗くんの心音が、僕たちの呼吸以外静かな、それら全てが僕たちを心地良い眠りに誘う。
とくん、とくん、と言う柿狗くんの心音を子守唄に、僕は目をつぶった。
どれくらい眠っていたのか、辺りは既に真っ暗だった。
眠る前と同じように柿狗くんは腕の中にいたけれど、もぞもぞと動いて落ち着きがない。
すぐに察しがつく。普段から水分を多く取らせるようにしている。生放送で出したとは言え、また膀胱に溜まっていてもおかしくない。
「柿狗くん、どうかした?」
柿狗くんを抱きしめる腕の力を少し強くして、柿狗くんの耳元に囁きかける。
ふっと息をかけると、ひあっと力の抜けた声が聞こえた。
「ん……トイレ……」
「トイレがなに?」
「おしっこしたい」
少し舌ったらずの甘えたような声で柿狗くんが言う。
寝起きなのもあってか、少し子供がえりしているようだ。
「そうなの?もう出そう?」
「……まだ、平気だけど……」
素直な柿狗くんは、素直に答えた。
おしっこを我慢するのにも慣れただろうしね。
「じゃあもう少し我慢しようか」
「な、やだ、おしっこする」
頭を振って身体を起こそうとするけれど、僕の手が下腹部をきゅっと抑えると柿狗くんはくうう、と唸って動きを止めた。
「ねえ、次の罰ゲームどうしようか。五日間おしっこ我慢……はさすがに無理だもんね」
「やだ、やだ、やだ」
駄々っ子みたいに言う。
僕の言っている事がそもそも理不尽なのに、柿狗くんの反応が幼いから、柿狗くんがわがまま言っているみたいだ。
「じゃあ5分間イきっぱなしは?でも今日もそんな感じだったからなあ」
壊れたレコードみたく、やだやだを繰り返して僕の言葉を遮りたいらしい。
「本当はお尻に卵5個入れて産卵ごっこしたいけど、お尻開発はもうちょっと時間置いてからにしたいんだよね」
「やだ」
「……?」
柿狗くんの声色が変わる。
少し震えた声。
「柿狗くん?」
すんすんと鼻をすする音。
息を殺した吐息。
「泣いてる?」
背中が小さく震えて、小さい身体をますます縮こませる。
そんな様子が愛おしくて、僕はそれを最大限味わいたいから、身体を出来るだけぴったりくっつける。全身に響いた柿狗くんの嘆きを、身体に焼き付けたい。
しばらく泣き止まない柿狗くんを、僕はただ抱きしめて頬を寄せた。
「おしっこ」
思い出したように柿狗くんが言った。
「していいよ」
「な……に?」
柿狗くんの身体が固くなる。
僕は柿狗くんのお腹をさすりながら、もう一度丁寧に言ってあげる。
「ここで、ベッドの上で、おしっこしていいよ」
「や、だ……っ」
くっ、と膀胱の辺りを指で押すと、柿狗くんは息を飲んで腰を引いた。けれど真後ろに僕がいるから、身動きはとれない。
「視聴者の人に見せてばっかりだったでしょう。だから僕に、僕だけのために、お漏らししてよ」
「あっぐ……だめ、や……っあ、っっあ」
しょあ、じょろ、じょろじょろじょろ。
柿狗くんのおち○ちんを布越しに握ってあげると、それはもう直ぐの出来事だった。
手の中が熱い液で満たされていく。
長い放尿に柿狗くんは身体を震わせた。
「っく……ん、あ……」
最後まで出し切った柿狗くんは気持ち良さそうに声を上げた。
「うん、決めた。5回空イきさせよう」
僕の言葉に柿狗くんが息を飲んだ。
僕は柿狗くんを抱きしめて、腕の中の可愛い柿狗くんとのひと時をもう少し楽しむことにした。
終わり