近所で評判のシュークリームを手土産に柿狗くんのお部屋へ。
「柿狗くーん、シュークリーム持ってきたよ」
柿狗くんは眠っていたのか、のそりと起き上がって僕を見た。なんとなくどこか不機嫌で、また寝不足になってるのかな?
「シュークリーム、食べるでしょう?」
おいでおいですると、ぼーっとしたあと、のそのそと動き出す。今日の柿狗くん、なんだか動きが鈍い?
いつもの椅子にちょこんと座ったので、シュークリームを手渡してあげる。
しっとりサクサクのパイ生地に、甘いシュガー、さっぱり甘いカスタードと生クリームの美味しいシュークリーム。
柿狗くんはもぐもぐ食べ始める。小動物みたいで可愛いなあ。
でも、なーんかおかしいんだよね。
「柿狗くん、どうかした?」
全然食べ進まない様子の柿狗くんに聞くと、眉間にしわを寄せながら首を振る。
どうもしないって?そんな風にはまったく見えないんだよね。
「無理して食べなくてもいいよ?」
柿狗くんは少し悩んでから、僕にシュークリームを返して来た。
僕はそれを箱に戻し、柿狗くんの砂糖だらけの手をウエットティッシュで拭いてあげる。
「柿狗くん、どこか調子悪いのかな。どうしたのかな?」
柿狗くんの前に跪き、手に手を重ねて指を絡めると、柿狗くんの可愛い手がきゅっと握り返してくる。
やっぱりどこか、調子悪いみたいだね。言いづらそうにもじもじしている柿狗くんが可愛いからそのまま待ってるのもいいけど、辛そうだしね。
「じゃあ、僕の手に教えて?どこか調子悪いところに、僕の手を動かしてよ」
柿狗くんはどうするか悩んでから、やっぱり辛いのか僕の手を動かした。
そうして導かれた先は、柿狗くんのお腹だった。
「お腹痛いの?」
こっくん、と頷いた。
そっか、お腹痛かったのか、それじゃあシュークリームもおいしく食べれないよね。
「そっかそっか。それは辛いよねえ、いつから痛かった?」
僕はお医者さんじゃないからね、もし病気でもわからないから、酷いようなら病院行かないとだなあ。
柿狗くんは僕の質問に答えず、首を振った。どういうこと?
「お腹痛いんでしょう?うんちは今日、した?」
そう聞くと、うんともすんとも言わない。
嘘をついたっていいのに、嘘もつけないんだから。
「もしかしてずっとうんち出てないのかな」
柿狗くんは俯いたままなんとも答えない。違うならすぐ否定するからね、そうじゃなければ肯定なんだもの。
わかりやすいよ。
「そっか、便秘しちゃったかあ。どのくらい出てないかわかる?」
柿狗くんは僕をチラッと見て、言おうとしたけど口を閉ざしてしまった。このところ柿狗くんに会いに来てなかったからなあ。
3日、か4日と言うところだろうか。4日分、かあ。
「浣腸してあげようか?」
と聞くと、ふるふる頭を横に振る柿狗くん。
「でもお腹痛いんでしょう?」
さらに聞くとまた頭を振る。あーあー、もう駄々っ子モード入っちゃったかなあ。
どうしよう、優しくしてあげたいんだけれど、4日も便秘と聞いてぐちゃぐちゃにしてあげたい欲求強まってるんだ。
たまにはそういうのも、いいんじゃないの。
「なに……」
唇を重ねると、少し水分の足りていない口内。
僕がいる時は水飲ませてあげられるけど、いないと柿狗くんが自分で気をつけるってことが出来ないからね。
可哀想な柿狗くん、もう少ししたら、お腹スッキリさせてあげるからね。
柿狗くんは手を繋いでキスをするとおとなしくなるからね。でもちょっと我慢してもらうよ。
僕は繋いでいた右手を放し、左手で柿狗くんの両手を掴む。
手首は細くて骨みたい、力を入れたらへし折れてしまいそうだ。
「ん……んんっ……はあ、はあ……なに、」
怖がってる柿狗くんから唇を離し、頭を撫でてあげる。それでも怯えたまま。
「大丈夫だよ柿狗くん、少しだけ苦しい思いしてもらうけど、怖くないから」
「っや、やだ、やめろっ」
右手で柿狗くんのスウェットに手をかけると、膝を摺り寄せて脱がされないよう抵抗した。嫌がる柿狗くんを無理やり脱がせるのって、興奮するね。
「ああっ、やだ、やっ、あああ」
腕ごと抱きしめる形で柿狗くんを中腰にさせて、スウェットもパンツもずるりと膝まで降ろす。
腰が引けてるからそのまま椅子に押してあげて、尻もちをついたところの両足を持ち上げれば、オムツを変える赤ちゃんの格好。
中途半端に降ろしたスウェットとパンツが邪魔でうまく動けないみたい。
柿狗くんの手が僕の頭に触れるけれど、乱暴は出来ない優しい子だから。
「お願い、柿狗くん。気持ちよくしてあげるし、お腹痛いの治るまで僕がずーっと面倒みてあげる。だから、お願い」
ああ、泣きそうな顔してる。可愛い、すごいそそる、ぐちゃぐちゃにしたい、僕我慢出来ない。
「怒っていいよ、でも、止められないや」
左腕で足を抑えておく。柿狗くんの手は力なく僕の頭に添えられるだけだ。
剥き出しのお尻の穴に舌を這わせると、穴がぎゅっとすぼまった。アナルはご無沙汰、浣腸なし、ローションは手の届かない位置。
潤滑油なしでこの状態でやるのは無理だなあ、でもローションは遠い。カウパーでいけるかな?
僕は柿狗くんのおちんち○を扱きながら穴に舌をねじ込む。舌なら無理やりしてもそこまで負担にはならないからね。
うーん、柿狗くんのおちんち○大きくならないなあ、お腹痛いし気持ち下がってるから無理かなあ。
舌でいくしかないかなあ、と思い穴の淵を舐めると苦い。多分すぐそこにうんちあるだろうなあ。
さすがにうんちを舐めるのは、ちょっとまだ、無理かなあ。仕方ない。
「ちょっとローション取ってくるから、待ってて」
お尻にちゅっとキスをして、その場を立つ。
ローションがあるのはパソコンデスクのところだけれど、柿狗くんの椅子の前に座っていたら取れない位置にあった。
ローションを取り、振り返ると椅子の上でぎゅっと縮こまる柿狗くん。嫌なら逃げてもいいのに、その椅子から降りるならもうやめてあげようと思ったのに。
見えない鎖が柿狗くんの身体を椅子に縛り付けているみたい。
「ローション入れるよ」
と言いつつ、一緒に取ったイチジク浣腸を2個、中身を注いでからローションを注入する。
気付くかな?柿狗くんの顔を見ると、ちょっと泣いたみたい。すんすん鼻を鳴らしながら、僕の方を見ない。
「ごめんね、柿狗くん。バックからいくよ」
柿狗くんを椅子の上に正座させて背もたれに手を着かせて、僕はそれを上から覆うように身体を寄せる。立ったまま挿入するには少し低い椅子で、僕は座面の淵に両膝をかけて中腰になる。
そういえば、バックでやるのは初めてだっけ。
ローションをまぶした指で穴を開きながら、柿狗くんのお尻の穴におちんち○をあてがう。
お尻の穴が亀頭をゆっくり飲み込むように入っていく。僕が言わなくても息を吐き出して、受け入れてくれようと柿狗くんは必死だった。
僕のわがままに、柿狗くんが必死だった。
「うっ、うう、……っく、ふ……ううう……」
ゆっくりせり上がる圧迫感に柿狗くんが苦しそうに呻いた。
おちんち○の先に、すぐに固いものが当たる。柿狗くんを苦しめたうんちの塊だろう。
「動くよ」
柿狗くんの肩に顔を乗せて耳元で囁きかける。
背もたれを強く掴む柿狗くんの手の下に、僕の手を無理やりねじ込む。柿狗くんは僕の手を握った。
「んっんん、あっ、あっぐ、うう」
引いて、突き上げても半ばくらいまでしかいかない。
相当詰まってるらしいお腹は、僕の突き上げで柿狗くんをさらに苦しめる。
「塊が邪魔で、うんちぐちゃぐちゃにならないかも」
おちんち○の先に当たる塊をただ押し上げていってるだけみたい。
苦しんでいる柿狗くんのお尻の穴は僕のおちんち○をぎちぎちに締め付けるけれど、僕が今したいのは柿狗くんのうんちをぐちゃぐちゃにすることだもの。
「あああっお、おなかあっぐ、ええっうっげえ」
お腹を軽く押すと床にびしゃびしゃと嘔吐する。
「あっあっ……うっぐっ……」
何回か吐きそうな動きをしたけど、後はずっと胃液をえずいてるようだった。お腹が苦しくてご飯も食べられなかったんだろうな。
「うっうう……うっうっあ、っくう、う、」
少しすると浣腸が効いてきたのか、柿狗くんは頭を上げて声を上げる。
顔色悪いなあ、当たり前か、吐いてお腹痛くて、いろいろ辛いだろうから。
「あっああっあ、っ、は、あ、あっ」
しばらく突き上げていたせいか固いうんちがほぐれ、ゆるゆるのうんちが降下して僕のおちんち○を包んだ。
肩口から下を見ると、ぽっこり膨れたお腹が目立った。まるで孕んでるみたい、ごめんね、柿狗くん辛いのに興奮しちゃった。
「あああ、っあ、あっ、あー、あーっ、はあはあ、あーっ」
前立腺を目掛けて突き上げる。柿狗くんは頭を振っていやいやした。
苦しい9、気持ちいい1くらいだろうか。
「あーっ、やだあ、あっ、え、痛い、お腹っあ、あー、いっい、やだっ、あ」
溜まりに溜まったうんちが下降してて、腸がぎゅるぎゅる言ってて、そりゃ痛いよね。
「ごめんごめん、トイレいこう。連れてってあげるから、もうちょっとね」
「あっあ、はや、くっ、あー、あーーー」
握っていた手をなんとか離して、柿狗くんの足を持ち上げる。支えるものがなくなるから、お尻の穴の深いところまでおちんち○が抉りこんだ。
柿狗くんはどこを掴んでいいのか、すがるところを探して僕の頭を撫でる。
今日はほんと、柿狗くんに優しく出来てないなあ。
「はい、じゃあ抜くよー」
トイレに着いて、便座を上げて便器を跨がせる。柿狗くんはタンクに縋り付いて、うーうー唸っている。
名残惜しい気持ちを堪えながら、きつく締め付ける穴からゆっくりと引き抜く。あとはもう、なすがままだ。
「っく……うう、あーっ、ああっ、」
ぐちゃぐちゃになったうんちがぶしゅぶしゅと吹き出す。こまめに流さないと詰まってしまいそうな量で、全部出し切るまでに時間がかかった。
セックスと長時間の排便による肛虐に、お尻の穴は赤く腫れて痛々しい。
お尻の穴をトイレットペーパーで拭いてあげて、ベッドまで抱っこで連れて行く。
柿狗くんにはごろごろしてもらいながら、僕はお部屋の片付けをした。換気のために小さく窓を開けると、爽やかな風が吹き抜けた。
「……きもちよくなかった」
柿狗くんがボソッと呟いた。ああ、そういえば挿入する前に、気持ちよくするって言ったっけ。
「ごめんね。じゃあ今から気持ちよくしてあげる。どうしてほしい?」
僕がベッドの淵に座ると、柿狗くんは僕の腕を引っ張った。されるがままベッドに倒れると、柿狗くんは僕の腕を枕にした。
柿狗くんの望んだ「気持ちいいこと」に僕は胸が痛くなる。無理させちゃったなあ。
すやすや眠る柿狗くんを起こさないよう抱きしめて、僕も目をつぶった。