67いちご生クリーム

「そのイチゴ食べていいのっ?!」
 目ざといな、柿狗くん。僕が持ってきたパックのイチゴに、すごい反応を示してきている。
 もうパンダのパジャマは着なくなったけれど、着なくても可愛いんだから。
「んー?ちょっと待ってね。生放送しながら食べようね」
 僕が言うと、なんとも言えない顔をする。イチゴは食べたいけれど、生放送しながらはちょっと、って感じかな。
 僕はイチゴと、その他を椅子の上に置いてベッドに移動する。
「柿狗くんちょっとごめんねー」
 防水のシートを敷いて、今日はこの上で色々しようかな。僕はベッドの上に腰掛けて、柿狗くんを呼ぶ。
「柿狗くん、ここおいで」
 ぽんぽん、とあぐらをかいた足を指すと、柿狗くんは少し悩んでから、僕の足の上へ背中を向けて座った。
 腰をぎゅっと抱いて引き寄せて、スウェットとパンツをずり下ろす。可愛いおち○ちんが顔を出す。
 少し擦ってあげると、柿狗くんがううん、と良い声をあげた。
「気持ちいい?」
「ん、ん……」
 小さく頷く柿狗くんのこともっと気持ち良くしてあげたいけど、今日は色々するからね。
「ちょっと我慢してね」
「なに……」
 生クリームを入れた絞り袋の、細い金口を尿道口にあてがう。
 左手でおち○ちんと袋を支えながら右手だけで絞るの、難しい。それでもなんとかむりゅむりゅと生クリームを尿道に注ぎ込む。
「んんっ……あ……」
 柿狗くんの手が僕の手に触るから、少しずれそうになったけれどなんとか堪える。絞り袋の半分くらいが入ったところで切り上げた。おち○んちんには以前使った尿道プラグを差し込んで蓋をしてあげる。入れ替わりに少しこぼれた生クリームを舐めると甘い。
「うう……やだ……」
 おち○ちんを勃たせたまま触ることも出来ないから、柿狗くんが不満げに呟く。
「はい、ベッドに横になってー。お洋服脱がせてあげるね」
 ベッドの真ん中に寝かせてあげて、シャツを脱がせると痩躯が露わになる。
 ツンと尖った乳首が可愛い。もっと可愛くしてあげる。
「柿狗くん動いちゃだめだよー」
「やだ……」
 腕をぽりぽりかきながら、色気もなにもないのになんだか柿狗くんに萌えちゃうあたり、僕って柿狗くんにメロメロなんだ。
「あとでイチゴあげるからね」
「今食べたい」
 足をじたじたさせて言うので、仕方ないかー、と一個だけイチゴをパックから摘まむ。
「はい、じゃあ一個だけね。残りはあとでだよ」
 僕の指まで咥えそうな勢いでパクリと口に含み、大事に大事に口の中で転がしている。ほっぺたの膨らみを軽く押すと、んんん、と唸って顔を逸らしてしまった。
 イチゴに夢中なようなので、僕は次の作業へ。生クリームの絞り袋の金口を変えてデコレーションしてあげなくちゃ。
 まずはイチゴみたいに熟れた乳首の周りに、くるんと生クリームを絞り出す。ううん、慣れてないからなんか変な感じになっちゃった。
「へらくほ……んん」
 イチゴでもごもごしてる柿狗くんがなにか言ってるから、乳首をツンと押してあげると身体をよじらせる。失敗しちゃったし、いっそこのままむしゃぶりつきたいな……。
 ぱくっ。
「んっん、あっやっら……んん……ふっう」
 生クリーム甘い、柿狗くんの乳首可愛い、ちゅうちゅう吸い上げると柿狗くんは声を上げて僕の頭を押した。
 片方の手はお口からイチゴをこぼしそうなのを必死で押さえている。まだイチゴを噛みたくないのか、ふーふー言っちゃって、可愛いんだから。
「んんっんっあんっう、やあっ」
 乳首をぺろぺろしながら尿道プラグをぐりぐり押してあげると、びくびくと身体を震わせる。
 胸を突き出すみたいに背中仰け反らせるから、僕もそれに応えて乳首を一生懸命刺激してあげるね。
「んーっんむっう、うっ、んっ」
 気持ちよすぎて泣きながら頭振って、可愛い。
 お口をうまく閉じられないからよだれでぺとぺとにしちゃってさ。
「柿狗くんのおっぱい、いい色になったね。反対側も吸ってあげるね」
「んっぐ、ん、ん、もうやだっいい、やだっ」
 あーあー、せっかくもぐもぐしないようにしてたイチゴ急いで飲み込んでまで言うんだもの、じゃあこれで勘弁してあげようか。
「わかったわかった、じゃあまた生クリーム出すから、動かないでよ」
 言いながら僕は慎重に生クリームを絞り出す。うん、さっきよりは上手にできたぞ。
 反対側も乳輪をなぞるように生クリームをつけて、胸のデコレーションはいいね。
 お腹のところはどうしよう?
「柿狗くん、お腹にはなんて書いてほしい?」
「知らない」
 あらら、イチゴを味わいたかったのにほとんど丸飲みで食べちゃったから、拗ねているのかな。まあ、いっか。
 じゃあ僕の柿狗くんへの気持ちを書いておこう。
 大好き。
 うーん、バランス悪いけど、まあ、いっか。
「じゃあイチゴ乗っけるね」
 乳首に一つずつ、おへそに一つ、生クリームの土台にちょこんと乗っける。
 うーん、もっとなんかこう、デザイン的にどうにかしたいけど……メインは柿狗くんだし。うん。
「じゃあ生放送始めるよ」
「え、このまま?」
「うん、イチゴ落としたら罰ゲームね」
 目で不満を訴える柿狗くんをスルーして生放送を始める。
 今日の柿狗くんは全裸だから、腰から上側が映るようにカメラをセットした。
「こんばんはー、今日は柿狗くんを可愛くデコレーションしました。デコセンスないのは許してください」
 コメントには鬼ピー女子力低いwwwとか、柿狗くん可愛いからおkとか書かれていた。そうそう、柿狗くんが可愛いからいいんです。
「これから柿狗くんをいただきまーす。見せられないけどおち○ちんには尿道プラグ刺してるんで、イけないままやらせてもらうよー。一応今回はお仕置きって事だしね」
 柿狗くんがそんなこと聞いてない、って顔してる。まあ、僕もそんなこと言ってないしね。
 とりあえず絞り袋に入った残りの生クリームを投入しますか。
「じゃあ柿狗くん、最後の仕上げするね。足あげて」
 嫌そうな顔をしながらゆっくり足を立たせる。
 イチゴが落ちないかも心配みたい。
「じゃあ入れるよー」
 お尻の穴に絞り袋の金口をあてがい、一気に生クリームを絞り込む。
「んっん……あうう……」
 生クリームが変な感じなんだろうね、柿狗くんは眉間にしわを寄せてうめいた。
 中に入りきらない分はお尻の穴に塗りつけて、はい完成。
「指入れて少し慣らすよー。お尻気持ちいい?」
「んん……」
 中の方は体温で溶けちゃうかな?生クリームを潤滑油に指を入れて、穴を拡げる作業。
 浣腸も洗浄もしてないけれど、生クリームで結構いい感じかな。
「じゃあ、早速だけど柿狗くん、いただきまーす」
 僕はおち○ちんをお尻の穴にあてがい、ゆっくり進めていく。
 白いクリームに塗れた穴に、少しずつ飲みこまれていった。
「はあ……あ……あ……」
 どこにすがっていいのかわからない柿狗くんの手が宙を漂うから、手を伸ばすと指を絡めてくる。そんな仕草が可愛くて嬉しいから困る。
「ん……」
「柿狗くん、動くよー」
 手は柿狗くんの顔の横に押さえ付けて、ゆっくり律動を始める。
 イチゴを落としたら罰ゲームだもの。罰ゲームにならないように僕も協力してあげる。
「ん、ん、あ……あ、あ、」
 生クリームでにゅぷにゅぷの中気持ちいいなあ。
 柿狗くんも気持ち良さそう、でもゆっくりだから少しもどかしいよね。
「柿狗くん気持ちいい?」
「ん、ん」
 柿狗くんは小さく頷いた。
「じゃあもっと気持ちよくなろう?ほら、イチゴぐりぐりしてごらん。気持ちいいから」
 柿狗くんの手を離して、乳首の上に置いたイチゴに指を導く。
 柿狗くんの指が抑える上から、僕がイチゴをぐりぐり押し付けた。
「んんっあっあっあああ、はっあ、あー……」
 イチゴに乳首押しつぶされてよがる柿狗くん。僕が指を離したあとも、自分でぐりぐりやってえらいえらい。
 柿狗くんが可愛いから、尿道プラグもぐりぐりしてあげるね。
「んんんっくっうううっあー、っは、あーーっ、あああっ」
 柿狗くんの身体がビクビク強張って、痛いくらいにおち○ちんを締め付けられる。
 この締め付けの中で突き上げると敏感になった前立腺を刺激してさらに快楽の連鎖が起きた。
「んんあーっ……はあはあはあっあっあーーっっ……」
「んんっ……」
 射精しないままイった柿狗くんの中で、僕もイった。
 一番深いところまで穿った状態で余韻に浸ると、腰に触れる柿狗くんの内股がビクビク痙攣している。
 呼吸に合わせてへこへこする腹筋を撫でながら、二人の呼吸が整うのを待った。
「あ、もう生放送終わりかあ。視聴者さんには悪いけど、普通にセックス楽しんじゃった。それではまたー」
 生放送は勝手に終わるから、僕はこのままスイーツな柿狗くんを堪能しよう。
 まだとろけてふわふわしている柿狗くんの腰を抱いて、僕はまた腰を振る。
「よし、じゃあ第二ラウンドね」

 結局そのあと二回僕がイった頃に柿狗くんが意識を飛ばしかけたので終わることに。
「柿狗くん、大丈夫?」
「大丈夫じゃない……」
「だよね。ごめんね」
 抜くよー、といいながらおち○ちんを柿狗くんの中からゆっくり抜く。ほとんど溶けた生クリームがおち○ちんに絡みついている。
「……ねえ、この生クリーム舐めてって言ったら、いや?」
「……」
 どうしようか考えてるみたい。押せばいけるかな。
「代わりに僕も柿狗くんのおち○ちん気持ちよくしてあげるからさ、ね?おねがーい」
「ん……」
 小さく頷いたので、僕は柿狗くんの顔に跨る。
 ああ、柿狗くんの口の中を僕のおち○ちんでぐちょぐちょに犯したい。でも今は我慢して、柿狗くんの身体の方に沿って、柿狗くんのおち○ちんに顔を向けた。
 初めての69でちょっとどきどき。
 尿道プラグを回すと、柿狗くんがううん、と呻いた。
「柿狗くんが僕のおち○ちん舐めてくれたら、これ抜いてあげるね」
「っっ……ん……」
 ぺろっ、と先端を舐め上げられる。そのままぺろぺろされて僕のおち○ちんがまた元気になっちゃう。
「んん、抜いて、」
「ん、ごめんごめん」
 僕がうっとりしていると柿狗くんが言ったから、尿道プラグを回しながら少しずつ抜いて行く。
 じりじりとした刺激に柿狗くんの舌が止まってしまったので、僕も手を止めた。
「んん、ち○こ遠くて舐めずらい」
「はいはい」
 ゆっくり腰を落としていくと、開いた柿狗くんの口の中に入っていく。
 口内の熱に、僕のおち○ちんもとろけそうだ。半分くらい咥えたところで先端をちろちろ舐められて、すごい焦らされている感じ。
 でも舐めてくれてるからね、僕も尿道プラグを引き抜く。
 にゅぷ、ゆっくり尿道プラグを抜き去ると、くぷっと中から液体がこみあがる。
 僕は柿狗くんのおち○ちんを咥え込み、ちゅっ、と吸い上げると甘くて苦いものが後から後から溢れ出た。
「んっんんっんっ」
 びゅくっびゅくっ、柿狗くんのおち○ちんが吐き出すのに合わせて柿狗くんがくぐもった声で喘いだ。僕が絞り出すように指で扱き上げると一際高い声を上げた。
 口内に広がるのは、柿狗くんの精液と、ちょっとの甘さ。
「よーし、じゃあお風呂いって身体きれいきれいしようねー」
 精も根も尽き果てた柿狗くんがくったりしてしまったので、僕は柿狗くんを抱き上げる。
 あ、まだイチゴ摘まんでたのね?
「柿狗くん、そのイチゴ食べちゃおうか」
 柿狗くんの右手に手を重ねて、イチゴを柿狗くんのお口に持っていくともぐもぐと小動物のように食べ始める。
「おへそのイチゴは僕が食べるね」
 顔を寄せてぱくっと食べる。
 うん、生クリームの甘さとイチゴの酸味があいまって美味しい。
「ん?食べていいよ?」
 柿狗くんが左手のイチゴを僕に突きつけるからそう言うと、口にぐりぐり押し付けてきた。
 お腹いっぱいなのかな。
「じゃあいただきまーす」
 指ごと咥える勢いでイチゴを口に入れる。
 イチゴの果汁が口いっぱいに広がったから、柿狗くんに口付けておすそ分け。
「はあー、美味しかった。ごちそうさま」