75着衣失禁

 もう二度と撮ることのない、最後の生放送。
 紆余曲折たくさんあって、グダグダしても最後まで付き合ってくれた視聴者さんには感謝の一言だ。
 最後の内容はどうしようかな、と考えた結果、僕たちの始まりは「アレ」しかないから、終わりも「アレ」しかないだろう。

「こんばんは、生放送は今回を持って終わりにします。当初考えてた通り、僕のしたいこともやり尽くしたし。それでは最後の生放送、始まりまーす」
 画面いっぱいに埋め尽くされた、やめないでと悲しさ寂しさを綴るコメントの嵐。
 そういう風に言ってもらえて嬉しいんだ。でも終わりはくるものだから。
「最後の、柿狗くんの生放尿ですよー」
 椅子の上に、いつものシャツとスウェットでM字開脚にガムテープで縛り、お口にもパンツを詰めてガムテープをしてある。
 朝からお水をいっぱい飲ませて、利尿剤入りのオレンジジュースも飲んでもらって、柿狗くんの膀胱はもうぱんぱんに違いない。
「僕、ずーっとやりたかったことあるんですよね。今日はもう僕、楽しんじゃいますので」
 コメントに、いつも楽しんでたじゃないか、とか書かれているけど気にしない。
 にやけが止まらない僕を柿狗くんが冷めた目で見ても、気にしない。
「じゃあ柿狗くん、思いっきりおしっこ漏らしてももう罰ゲームはないから、安心してね」
 僕の言葉に、本当に終わりなんだー、というコメント。
 そう、生放送はもう、これで終わりなんです。
 僕は柿狗くんの前に正座して、カメラから見えないように注意しつつ、伊達眼鏡とマスクを外す。
「あ、でも何分くらい耐えられるか、コメントお願いしまーす。じゃあ柿狗くん、いただきまーす」
 柿狗くんをチラッと見ると眉間にしわを寄せて不安そうな顔をしてるから、僕はニコッと笑った。
 ますます泣きそうな顔するの、すごいそそる。
 僕は柿狗くんの顔から目を離して、スウェットに包まれた柔らかそうな股間に、思いっきり顔を埋めた。
「ん、んんんっ」
 たまたまに鼻を押し当て、顔を左右にぐりぐりと擦り付ける。
 はあ、はあ、柔らかいおまた気持ちいい。
 たまたまだけじゃ物足りないだろうから、顔全体をスウェットの上からおちんち○に擦り付ける。
 はあ、柔らかいおちんち○顔面で擦ってる、直接ほしいよ、柿狗くんのおちんち○で顔を擦って欲しいよ……!
「んっんんん、ん、んんっんんっ」
 柿狗くんがくぐもった声で呻いているけど、そんなこと気にしていられない。はあ、早く漏らしてくれないかなあ、柿狗くん、柿狗くん。
 頬ずりしてあげよう、布の上からおちんち○に沿って顔を上下に動かすと、柿狗くんのひーん、という泣きそうな声が聞こえた。
 ああ、もう少しかな。
 ぎゅうう、と顔を押し付けて、存分におちんち○の柔らかさを味わう。
「ううう……っぐ、ううう」
 しょろしょろしょろ……。
「はあっ柿狗くんのおちっこ、んん、顔面べちょべちょにしてっ……」
「んんんっんっううっ!!」
「はあっんんっんぐ、はあっはあっ」
 湿った部分に顔を擦り付ける。後から後から溢れ出るおしっこに顔面がまみれていく。
 はあ、すごい、やばいくらい興奮する。
 おしっこの生温さと臭さに顔面がまみれていくの、柿狗くんに僕汚されていってるよ……!
「んん……っんくっ……んっ」
 なかなか止まらないおしっこは椅子に水たまりを作っていく。
 スウェットに口をつけてちゅーちゅー吸いながら柿狗くんを見ると、柿狗くんはとろけた目から涙を零していた。
 おしっこ気持ち良さそうでよかった。
「柿狗くんだーいすき、おしっこもうんちも、全部まとめて愛してるよ」
 とろけた柿狗くんには聞こえてないみたいだけど、あとでもっとうーんと言ってあげるからいいよね。
 これで生放送は終わるけど、僕たちはずっとこんな感じなんだろう。

おわり